今日は梅田フリーゼプラザでの講演会に行ってきました。
恥ずかしながら山本眞氏の講演を拝見するのは今回が初めてだったので非常に楽しみにしておりました。やはり大御所の御講演は大変素晴らしかったです！
いくつかかなり興味深い話があったのですが、やはり結局「基本」が一番大切だということがわかりました。
ジルコニアは破折しやすいというイメージがありますが、厚みを守りフレームサポート形態を考えて作製するとかなりの割合で破折を軽減できるといったデータも出ていました。
あと、前歯のケースで色は合っているのに縁上マージンだという理由で全く色が合っていなく見えてしまうというケースがありました。
これはマージンのフィットにも言えることで、要するに「歯肉と馴染んでいないと色は合っていないように見えてしまう」という事です。適合は色にも関係するといった新しい発見でした。
ほかにもコバルトクロムのメタルボンドが今後市場にたくさん出てきそうな気がしました。

西村好美氏の講演は時間が押していて少し急ぎ足でしたが、いつもながら氏の６前歯は溜め息ものの美しさです。
表面性状があまりなくてもあんなにセンス良く美しいのは、やはり「基本」的な形態が完璧だからなのでしょう。
私も基本をもう一度ちゃんと勉強しようと強く思いました。
とにかく、かなり得るものが多かった講演会でした。

終わってから仲間の技工士達と飲みに行きました。
日曜だというのにまたベロベロになってしまいました・・・！
しかし亀井氏（片岡セラミック）はいつもながら色んな意味でギリギリの酔い方をされます(笑)。

今回もヤバかったなあ・・～！