この日は韓国にて「Dentium」というインプラントメーカーのシンポジウムに参加してきました。とはいっても、土曜の夜の飛行機に乗り、韓国に着いたのが21時。そこから明け方まで話し合い、朝から学会に参加し、16時には会場から空港までのバスに乗り込む・・といった、文字通り「弾丸ツアー」となりました。（左は空港、右はホテルロビー）

　　

今回はカツベ歯科クリニックの勝部院長、なかやま歯科クリニックの中山院長、ブリエデンタルクリニックの金澤院長と４人で向かい、韓国で吉祥寺セントラルクリニックの徳山先生と合流しました。
個人的には韓国に行くのは初めてだったので、ちょっと旅行気分だったのですがあまり異国情緒を感じる余裕はありませんでした・・！
今回マリオットというホテルに宿泊したのですが、ホテル側の手違いでしょうか、普通の部屋をとったのになぜかスイートルームに泊まれることになっていました。これはラッキー！セレブ気分を存分に味わいながら一泊。　もっとも、ホテルに滞在した時間は延べ３時間程度でしたが・・。

次の朝は動かない体を叩き起こして会場へ。かなり広い会場はたいぶ満席になっていました。内容に関しては、かなりドクターサイドの話（オペやインテグレーション関係）が多く、私が聞きたかった補綴関係の話はあまりありませんでした。当然といえば当然ですが・・。　もちろん私は韓国語が分かりませんが、イヤホンで翻訳してくれるサービスがあるので問題ありません。

韓国語→日本語に訳するのは、同行した徳山先生でした。彼は韓国語が完璧にできます。しかしアメリカ人のドクターの講演も、英語→日本語に訳してたのも徳山先生でした。　トリリンガル・・？すげ～！　夕方、まだまだ講演を聞きたい気持ちがあったのですが、飛行機の時間があるので、うしろ髪ひかれ隊（By おニャン子クラブ）になりながら一同空港へ・・。

しかし行ってみてびっくりした事ですが、まず日本人がほとんどいなかった事ともうひとつは中東の方や欧米の方が大変多かった事です。
仮に、日本のインプラント国産メーカーのシンポジウムを日本で開催しても外国人の姿はほとんどないのではないでしょうか？　「歯を作る」事ではまだ日本のほうが先をいってる気がしますが、インプラントへの関心や規模などでいうと韓国は日本より先進国なような気がしました。今回のDentium社でも、インプラント体だけではなく、CAD/CAM（ミリングマシーンも）やシンタリングマシーン、外科用のコンポーネントや材料もすべてDentium社製のものが揃っていました。これもびっくりでした。

なにはともあれ、非常に楽しい韓国道中でした。９月にはモスクワにてシンポジウムがあるみたいなので、時間があれば参加したいです。そんな機会でない限りロシアには一生行かないと思うので・・。

　　

先日、LAZARUSでは、新しくロー着機「クアサー」を導入しました。導入理由は、コバルトのロー着です。火炎でロー着も考えたのですが、コツがいるとの事だったのでクアサーにしました。恥ずかしながら、私はロー着が苦手です。ロー着という作業は、結構匠の技だと思います。
一人でやっていくなら、私が匠になればいいですが、人数が増えれば全員が全く同じようにロー着できないと意味がありません。そういう意味ではクアサー導入はかなり意味があります。
これでセミプレもパラもストレスなくロー着できます。なによりも炎を使わないのが最高です。これでやっとオール電化ラボになれました。

あともうひとつ導入したものがあります。「Drop Box」です。何をいまさら・・とおっしゃるかも知れませんが・・（笑）。弊社でも使うPCが増えてきまして、その全てのPCで画像データを共有したいなあと思っていたところDrop Boxに出会いました。　しかし、このソフト・・クソ便利！　データを会社内のPCだけで共有できる訳ではありません。　家のPCやiphoneでもログインすれば共有できます。　ネットがつながる環境ならどこでも（漫画喫茶でも）データを見ることができます。　しかもかなり動作が速い。　さらに、誤ってデータを削除しても、バックアップ機能がついてるので復元してくれます。　いや～私の知らないところで時代は進んでいます。