この日は月イチのNHK勉強会がありました。一人目の演者はカツベ歯科クリニックの若手ドクターの松村先生で、支台歯形成のポイントを話されました。模型上での形成の手順から臨床での形成例など、非常にきれいなプレパレーションを見せられました。カツベ歯科で私は去年までお世話になっていましたが、その時松村先生に最初に見せられた形成は酷いもんでしたが（あ、模型上での話）、これほどうまくなっているとは・・いや～人は成長するもんです。感動.。

二人目の演者は同じくカツベ歯科の衛生士の山崎さんで、インプラント上部構造のメンテナンスや食育の話をされました。その時に出されたケースで、私がカツベ歯科にいた時に手がけた、とある病気の既往歴のある患者様のフルマウスが出てて懐かしくなりました。ちょうど今同じ既往歴のある患者様のフルマウスケースが手元にあり、大変参考になる発表でした。講演も自信に満ち溢れた語り口で、数年前の彼女の発表とは見違えるようでした。また、感動。

最後はなかやま歯科クリニック院長の中山先生でした。数ケースを通じて、はたして患者様にとってベストな治療とは何なのか・・・という内容の講演でした。我々臨床家は、発表のための治療ではなくいかに患者様の要望にいい形で応えるか（コストを含め）という事を最優先しないといけないと話されました。確かに大きなケースになると歯頚ラインがどうのこうの・・の前に患者様は「噛みたい」という事を考えると思います。さすがの貫禄の講演でした。やっぱりドクターも技工士も武器（使える技術）が多い方が勝つんだなと思いました。

終わった後はまたまた飲み会でした。かなり深酒してしまいました。今週は飲みすぎだな・・。来週はちょっと控えようと思います。