この日は月一のN・H・Kの例会でした。一人目はタニオ歯科クリニックの衛生士の丸山葉子さんの発表で、リコール率アップのためにはどういうアプローチを患者様にすべきか・・？という内容でした。すごい量の患者データから導きだした結果をもとにかなり説得力のある内容でした。やはり歯科医院は医療といえどもサービス業の側面があり、そのためにいかに企業努力をする必要があるのかを考えさせられました。

二人目はなかやま歯科クリニックの大井慶介先生で，歯牙欠損補綴のケースのプレゼンでした。患者様の予算や歯のポジションなどを考慮するとなかなか理想的に仕上げるのは難しいと思いますが、その中でもきれいにまとめられたケースでした。やはり理想的に仕上げるのはかなり難しく、臨床とはかなりルールに縛られた戦いだということが伝わりました。
3人目は吉祥寺セントラルクリニック・ブリエデンタルクリニックの洪性文先生でした。上顎洞底挙上術の話で、現在この分野はラテラルアプローチとクレスタルアプローチの2パターンあるのですが、双方の利点を融合させた新しいアプローチ法を紹介されてました。氏が編み出した視野を大きく確保したうえで低侵襲なこの方法は、今回集まった方々にかなりの反響でした。技工士の私にはよくわからない部分もあったのですが、これからこの方法が流行りそうな気がした１５の夜でした。

話は変わりますが、春は別れの季節と申しますが、ラザロで開業当初からアルバイトとして手伝ってくれた飯島が沖縄で勤めることになりラザロを卒業しました。

彼は大阪セラミックトレーニングセンターで昼間授業を受けて夕方からバイトに来る、といったサイクルだったのですが本当に色々助かりました。彼に助けられたこともたくさんありました。

技術的なことは教える時間があまりなかったのですが、スピリットは伝えられたんじゃないかなあと勝手に思っています。別れはさびしいですが、この業界にいる限りいつでも会えます。

今は彼がラザロの初めてのスタッフだということを自慢できるようなラボになるように頑張ります。飯島、ありがとう、また鳥貴族で飲もう！！

※下の写真はＵＳＪではしゃぎすぎた男たちです。なんて言うか・・すごく残念です。本当に残念です