この日は第１７回Amorphousの例会が開催されました。私は仕事の都合で１５分前に着きましたが、５０人定員の部屋がいっぱいでもう立ち見状態でした。最終的には８０人近く集まったみたいです。
一人目の演者は新大阪歯科技工士専門学校夜間部専任講師の下郡俊映氏（通称SG）でした。氏は講師になる前は東京の日高歯科クリニックに勤務されていて、今回の発表はその時のクリニカルケースでした。臨床４年目で手がけたというケースですが、そのクヲリティの高さに皆びっくりした様子でした。クラウンワーク・デンチャーワーク・インプラントワーク・・と全てのジャンルにかなりのレベルで精通しており、こういう人の下で学べる学生は幸せだとおもいます。私の学生時代はそうではなかったですから・・。　何度か質問に行って「知らん！」とキレられたことがあります（笑）。

二人目の演者はアモルファスの最高顧問、アモルファスの（探偵！ナイトスクープで言うところの）キダタローことミナミ歯科クリニックの藤本光冶氏の講演でした。
歯肉に調和する歯冠形態の話で、歯肉と接する部分の形作りの重要性と難しさを話されました。私自身いままであまり気にしていなかった「コンケイブ」の大切さがわかり、今後考え方がすこし変わりそうです。最後にフルマウスのプロビジョナルを出されたのですが、大変細部まで神経が行き届いており、本当に美しい・・の一言でした。会場からも少し溜息が出たような気がしました。私もあんなプロビが作れるようになりたい・・と思うのですが、それにかかる時間と費用対価を頭の中でソロバン弾いてしまう私は、汚れちまった男でしょうか・・（笑）？

藤本氏も大阪セラミックトレーニングセンターの週末講師ということで、今回はお二人とも先生講演という内容でしたが、やはり普段から人前で「教える」という事に慣れている方の発表は非常に分かりやすく、話しぶりも穏やかで非常に勉強になりました。
懇親会もたくさん来られて大変盛り上がりました。他府県からもたくさん来て頂き、いい交流会になりました！
Amorphousでは今後８月６日に８０人限定のチャリティー講演会（クレストデンタルアート/横浜・土屋雅一先生）と１０月９日に１６０名位のコングレスを予定しています。ぜひ普段講演会に行かれない若い技工士の方も方もいいきっかけになると思いますのでどんどん参加してください。

関係ないですが、いや～夏ですね。暑いですね。弊社は朝８時スタートですが、１０時まではクーラー使わないという事で節電対策しております。
夏といえばTUBEと稲淳（稲川淳二）の季節ですが、うちのラボにもちょっと変な事がたまにあります。入口で人影が見えて開けてみたら誰もいない・・・と言う事がたまにあります。私は非科学的な事はあまり信じないのですが、あまりいい気はしません・・。確かに立地条件と広さを考えるとかなり家賃が安い気がしていました。関係ないと思いますが（笑）。
でも、もしかしたらこのホームページを見てるかもしれないので、お化けの方に一言言っておこうと思います。出てきていただく分にはある程度問題ないので、どうか当ラボの経営の邪魔だけはしないでください・・。そうでなければちょっと高めの塩を入口に置くか、織田無道的な人を呼ぶことになってしまいますので！