株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所

ACTIVITY / 活動報告

2011-08-06 15:52:00

Amorphous特別例会(チャリティー講演会

村田です。この日は横浜から土屋雅一氏をお迎えしてのAmorphous特別例会でした。講演会の前に夕方から土屋氏にLAZARUSに来て頂き、臨床のヒントや仕事に対する心構えなど色々話して頂きました。
何を隠そう土屋氏は私の技工士としての師匠で、私の技術的な事や経営に対する考えなどは完全に師匠の教えを引き継いでいます。 今回土屋氏がCAD/CAMの話をされるとあって、今自分としても一番興味のある分野だったので非常に楽しみにしていました。
80人位集まり、盛況の中講演会が始まりました。

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講演は先日ドイツで開催されたCADの世界的なデンタルショーに参加してのレポートから始まりました。土屋氏ならではの鋭い切り口で未来のCAD事情を語られたのですが、本当に日本は欧米に比べて後れをとっているなあという気がしました。もう欧米では光学印象が臨床の現場にふつうに出てきているみたいです。 後半に土屋氏の臨床ケースを出されていましたが、圧巻の一言でした。ラボに置いた3台(!)のCADマシーンを駆使して作製された補綴物は本当に素晴らしかったです。 ただ土屋氏曰く、「基本の出来ていない技工士がCADを使ったからといっていいものは出来ない。いいマシーンはいい操縦士が使ってこそ生きてくる。だから技工の基本は重要である」という言葉は胸に重く響きました。

最近弊社でもCADを使って作製する事が増えてきました。アバットメントに関してはほとんどをCADに任せています(納期の早いものは別)。 結果、非常に色んな意味で楽になりました。 誤解を恐れずに言いますが、現時点で全くCADに関わらずに臨床をしている技工士はちょっと怖いと思います。それくらいCADの進歩はすさまじいですし、私自身この波に乗り遅れることはあり得ないと思います。 CADの発展が技工士にとってプラスになればいいのですが・・!
あと、余談ですがプレスマシーンを使ってe.maxのようにレジンをプレスする技術があるみたいです。なんとそのレジンの強度が1000mps位あるらしく・・・ はっきりとしたことは言えませんが、早く全貌を知りたい情報です!

終わってから大人数で懇親会をしました!なんやかんやで朝までコース・・。非常に楽しかったです! 土屋師匠、本当にお疲れ様でした!!

 

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