株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所

ACTIVITY / 活動報告

2012-01-25 14:59:00

勉強会・なかやま歯科10周年・最近の色々

村田です。この日は所属する勉強会がありました。今回は初めて弊社のスタッフの足立が発表しました。補綴物が歯肉に与える影響について色々調べたことの発表でした。初めてで緊張感はかなりありましたが、なんとかやりきった感じです。
最近は歯冠部は誰が作っても上手く作れる時代になりました(技工士全体のレベルがあがった)。今求められる技工士は、「歯肉を作れる技工士」だと思います。歯肉を作れると言っても、歯肉色ポーセレンを上手く作れるという意味ではなく、補綴物によって歯肉をコントロールできるという意味です。これを極めたら、しばらく食いっぱぐれる事はないと思うんですがどうでしょうか・・?

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勉強会が終わってから、いつもお世話になってる「なかやま歯科(大阪市西区・中山隆司院長)」の10周年記念パーティーがありました。たくさん集まり盛大に行いました。飲んでる席で中山先生に10年間の苦労話をたくさん聞けてかなりいい勉強になりました。
LAZARUSはまだ2年足らずですが、10年後の事を想像すると色々考えてしまいます。「努力が必ず報われるとは限らないが、成功した人はすべからく努力している(By鴨川会長)」と聞いたことがありますが、本当にその通りだと思います。なかやま歯科のように自費診療を積極的にされている歯科医院には例のリーマンショックは、やはりなかなかの影響だったということでした。LAZARUSはリーマンショック後の、100年に一度の大不況の中での開業でしたが、中山先生の話を聞いてたら不況の中での開業はある意味幸せだという事を感じました。どん底でのスタートなんで、これからは上がるしかないような気がして・・甘いですかね(笑)。


話はちょっとそれますが、私は1976年生まれですがこの年代に生まれた人は実は大変不遇だと思うんです。いわゆるバブル崩壊が中学1年くらいで、バブル経済の恩恵を一切受けることなく思春期はずっと不況。バブルのころは小学生でしたが、我が家は決して裕福なほうではなかったので贅沢は感じたことがありません。20代に入り、少しづつ景気が上向いてきて、30代に入り本格的に景気回復、よっしゃーこの勢いに乗って開業じゃ~!と息巻いてたらリーマンショック・・・・。しかし私個人で言うと、生まれてからずっと景気のいい時はなかった(感じなかった)訳なんで、正直不況に対する怖さというものが、他の経営者の方に比べて鈍いような気がします。まあ、これがいいかどうかは別として・・。不況に強い会社作りをしたいなあと感じる今日この頃です。

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この1月は覚える事がいっぱいでなかなか大変でした。若干仕事がスロースタートだったので、この機会にCADを一気に覚えようとしました。ターヘル・アナトミヤを解読する杉田玄白のごとく説明書とパソコンモニターとの格闘の日々でした。なかなか慣れない作業はイライラすることが多く、アバット1本スキャニングするのに1時間以上かかったり・・。加えてコバルトボンドの鋳造の適合追求という、超アナログの匠の技の勉強も加わり、完全に頭の容量を超えてしまい、左図の戦い過ぎたウォーズマンの様に体から煙が出てきた毎日でした。桜が咲くころにはどちらも慣れてればいいのですが・・!

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