こんにちは、最近親父に似てきた村田です。最近、嬉しい再会がありました。先日部屋をもうひとつ増やしたのですが、その結果築盛室で盛ったポーセレンを、プレス＆オールセラミック焼成ファーネスのある部屋にそろ～っと持っていかなくてはいけなくなりました。プレスが重なる時も最近多々あり、そろそろプレスマシーンが欲しいなあと思っていたところ、古巣であるカツベ歯科クリニックに、故障したまま眠っているEP600があるとの情報を聞き・・。修理代を持つ代わりに譲って頂けることになりました。

私がカツベ歯科で勤めていた時にプレスしまくった思い出深い１台です。また一緒に働けるとは思っていなかったので、ほんまうれしいです。勝部先生、ありがとうございました！

あと、先日もうひとつ嬉しい再会がありました。私が１０代の頃に勤めていたレンタルビデオ屋の同僚から１５年ぶり位に突然連絡がありまして。。というのも、ラボの名前のLAZARUSというのは、実はその頃やってたバンドの名前なんですが、彼はまだ私がLAZARUSをやってるのかどうか気になったらしく、ネットで検索したところこのホームページに行きついて連絡をくれたとの事でした。やってるといえばやってるんですが・・バンドではなく・・歯科技工で・・（笑）。

　久々に会った彼は変って無く、話が盛り上がり大変楽しい夜でした。ただ、私は当時とかなり容姿が変わっていたので、彼はびっくりしていましたが・・。当時私は髪の毛を腰の辺りまで伸ばした長髪ロッカーでした。しかしある時、かなり服装や髪形に厳しい方に店長が変わり、容姿を正すように指摘された私は、逆に反発してドレッドヘアーにしていってクビになったというアホみたいな思い出があります。

当時は、大人はそして世間はなんて理不尽なんだ・・！と憤りを感じたものですが・・。今、弊社のスタッフがいきなりドレッドにしてきたら、間違いなくグーでどつきます（笑）。限りなく強く握った拳でもって。

なにはともあれ、変わらぬ仲間といい酒が飲めるというのは幸せな事です。ただ・・もしあの店長にもう一度お会いする機会があるならば、あの時の無礼・非礼を手をついて詫びたいと思います・・。

毎年、この時期になると三沢光晴氏の事を思い出します。6月13日は三沢さんの命日です。
昔から私はプロレスが好きで、特に三沢光晴氏のファンでした。ある日願いが叶い、神戸の三宮の小さな焼き鳥屋で一緒に飲む機会に恵まれました。写真はその時の１枚です。やはり目の前で見る三沢さんはかなりデカく、オーラも半端じゃなくかなり緊張しました。しかし飲んでるうちにその緊張も消えて、くだけた会話もできるようになりました。
ただ酒に酔うにつれ、この状態は夢なのか・・？と、何度もほっぺたをつねったのを覚えてます。
三沢さんは、僕に対しても目を見てかなりフランクに話してくださり、酔った勢いで「好きなアイドルは誰ですか？」と聞いたら、「新垣結衣ちゃん可愛いよね」と言ってました（笑）。

その三沢さんが2009年6月13日に試合中の事故で亡くなってしまいました。その日はアモルファスの例会が終わったあとの飲み会の最中で、知人からのメールで訃報を知りかなりショックだったのを覚えています。
三沢氏は「受身の天才」と言われた人で、単純なバックドロップで亡くなるとは信じられませんでした。三沢氏は団体の社長＆看板選手＆スポークスマンとして本当に激務だったのでしょう、同じ目線で語るのは大変失礼だと思いますが、私も開業してほんの少しだけその大変さがわかる気がします。
プロレスが八百長かどうか、なんていうレベルの低い話はするつもりはありませんが、この事故をきっかけにプロレスラーは本当に危険な事を毎日のようにやっていると知った方も多いのではないでしょうか？
どんな攻撃も逃げずに受け止め、弱き者に対していつも優しかった男の中の男、三沢光晴のような人になりたいと思う今日この頃です。