こんにちは、晴れ時々村田です。3/9日の夜、アモルファスの例会がありました。今回は弊社の松山と、西村歯科の戸島氏の発表がありました。松山は前歯部のブリッジケースを何ケースか出しました。臨床的にまとめるのが難しいケースでしたが、色んな意見が聞けて勉強になったと思います。
戸島氏はフルマウスのインプラントブリッジケースでした。大変勉強になる内容で、早速次の日から弊社でも取り入れた方法がいくつかあります。やはり大きなケースは、変に端折らずに確実なステップを踏むのが成功の鍵だと思いました。

あと私事で申し訳ありませんが、今回のアモルファス例会をもちまして、私のアモルファス参加を最後とさせて頂くことになりました。
五年前に立ち上げて以来、数えきれない位の方々と出会い、技術的・学術的にも大きく成長させて頂きました。立ち上げた時には考えられない位、アモルファスの名前も浸透してきました。
もちろん、アモルファスはこれからも続いていきます。むしろ、色んな方面とタイアップしながら、さらに大きなグループになっていくと思います。

いつの時代も、「革命」は若者の仕事です。アモルファスも、傷を舐め合う馴れ合いの集団ではなく、野望でギラギラとした若者たちの集団であり続けてほしいと切に願います。

「老兵は死なず、ただ消え去るのみ（ダグラス・マッカーサー、1951年）」

先日、知人のプロボクサー・戸村選手の試合がありましたので、応援に行ってきました。壮絶な打ち合いだったのですが、途中で鼻の負傷があり、ドクターストップによるTKOで残念ながら敗れてしまいました。惜しかった・・！しかし、敗れはしましたが、大変いい試合でした！めちゃめちゃかっこよかったです。
今回はメインが、東洋チャンピオンのタイトルマッチでした。これは、漫画「はじめの一歩」で展開されているような世界の話・・と言ったらわかりやすいでしょうか？
しかし、いつもボクシングを見に行くと胸が熱くなります。リングに上がる全選手にドラマを感じてしまうんです・・！

初めての試合でガチガチに緊張しながらリングに上がる選手、負けたら引退する覚悟で進退をかけて戦う選手、貧しい家計を支える為、幼い弟妹を母国に残しビッグマネーを掴みに海を渡り、声援の全くないアウェイの中戦う外国人選手・・。
勝てば仲間たちに思いっきりアピールする事ができますが、負ければ速やかにリングを降りないといけないんです。ほんの何分かのために、何ヶ月も死ぬ気で減量・練習を続けたのに・・。　って考えると、ほんとうにいつも胸が熱くなります。

前述した「はじめの一歩」に、私がめちゃくちゃ好きな試合があります。鷹村守VSブライアン・ホークの試合です。この試合を、コンビニでマガジンを立ち読みしながら、号泣した思い出があります（笑）。
チャンピオンのブライアン・ホークは、超が10個位つく天才ボクサーで、全然練習もしないのですが、ナチュラルパワーのみで世界チャンピオンに登りつめた男です。　対する鷹村も天才ボクサーなんですが、その実、常人では考えられないような練習をこなす努力家でもあります。努力に裏打ちされた天才、といったところでしょうか。

そんな彼に試合直前、ジムの仲間たちが何を言っていいか分からず無難な言葉を送るんですが、そのあとにジムの会長が言った言葉が「マンガ史に残る名言」と言われています。



「努力した者が全て報われるとは限らん。　しかし！　成功した者は皆すべからく努力しておる！！　ここにおるもの全てが、お前の努力を目撃し、確認しておる。　自信を持ってリングに上がれ。　最後は・・・お前が積み上げたモノが拳に宿る！！」