ACTIVITY / 活動報告
メリークリスマス!! こんにちは、あわてんぼうのムラタクロースです。 ここ一カ月、全盛期のピンクレディー並みに忙しかったのでなかなか更新ができませんでした。 仕事の合間を縫って夜や休日に勉強会に参加し、またその合間を縫って連日のように忘年会があり、今年の師走は非常に年末っぽくて充実していました。 その中で2つ報告させて頂きます。
去る12/3(火)、12/4(水)に、韓国へ年内最後の海外出張に行ってまいりました。 かなり仕事は忙しかったのですが、どうしても教えて頂きたい事があり、弾丸ツアーで行ってきました。3日の朝11時に韓国に着き、4日の11時には関空に着いてました(笑)。
まず韓国の大手ラボにお伺いして、CAD/CAMシステムの管理方法なんかを教えて頂きました。このラボには何度かお伺いしているのですが、何度行っても色んな事が勉強になります。 来年も定期的にお伺いすることになると思います。
そのラボにはCAD/CAMチームが10人くらいいるのですが、その中に非常に日本語が堪能な若者がいましたので理由を聞いてみると、以前に大阪の歯科医院で院内ラボで勤めてたということでした。 しかも、その先生が私が非常に尊敬している先生でびっくりしました(東大阪・小阪のH歯科医院)!思わず熱心にヘッドハンティング(笑)。
その後、韓国で最も著名な技工士の一人であるChang氏のラボにお伺いする事が出来ました。 Chang氏は非常に高い技術をお持ちの方で、韓国中から氏に憧れてラボを訪れる若者がたくさんいるらしいです。
設備も非常に素晴らしかったです! もちろん、CAD/CAM設備もかなり充実していました。 一番びっくりしたのは、写真撮影の為の部屋が完備されていたこと・・。 ここで模型上の写真や、患者さんが来て顔写真を撮影するとのことでした。 この設備にかかった費用を聞くと・・、BMWの6シリーズが新車で買えるくらいの値段・・。 しかし、ここまではできませんが、撮影用の設備は弊社ももっと強化していかないといけないなあと思いました。
あと、Chang氏のケースの中で非常に面白いものがありました。 韓国では口腔内スキャンがだいぶ臨床の現場に出て来ているみたいで、中切歯1本のインプラント印象を光学スキャンし、デジタル上でアバットメントを設計し、さらにその上のフルジルコニアクラウンまで設計し、アバットメントとジルコニアを削りだします。 そして、フルジルコニアにステイニングして、クリニックにアバットメントとクラウンを送ってセットしていました。 要するに、模型が全く無い状態で前歯のインプラント症例が完成するわけです。 しかも、非常にきれいでした! 近未来の補綴治療を見れた気がした、15の夜でした。
12/15(日)に大阪で開催されました、林楊春先生と中山隆司先生講演のインプラントセミナー(白鵬主催)に参加してきました。
当初は、林先生にお願いしてお手伝いする形で勉強させて頂く予定だったのですが、急遽「お前もなんか前で話せ」とのムチャぶりを頂き・・。
かなり年末にプレッシャーのかかる課題でしたが、当日はなんとかやりきることができました。受講生の先生方の中にも顔見知りの方が何名かいましたので、なんとかリラックスしてキャラを守って笑いをとる事が出来てよかったです。
そしてやはり、林先生の話は何度聞いても勉強になります。術者・患者双方が幸せになるシステムを構築されているのは本当に素晴らしいと思います。
セミナー終了後は、林先生と中山先生と夕食をご一緒しました。 その時に林先生から大変評価していただけて、本当に嬉しかったです。
林先生を新大阪までお送りした後で飲みに行きましたが、安心感からか、中山先生も私も日曜の夜に泥酔(笑)。
ってなわけで、今年も残すところ1週間となりました。 最終週は年末らしく非常に忙しい状態なんで、スタッフ皆で力を合わせてラストスパートしたいと思います。
どうしてもバタバタすると、気が立ってしまってギスギスすることもありますが、できるだけ忙しい時ほど真矢みきのようにクールに、そして蛭子能収のようにニコニコしていたいと思います。