こんにちは、待てど暮らせど村田です。
ここんところ異常に忙しく、気がつけば一月以上活動報告を怠っていました。いや、怠っていることすら気づいていませんでした。　ホント、プッチ神父のメイドインヘブンによって時間を加速されたんではないかという位の時の流れでした(わかる人には分かる）！

そんな中でもかなり勉強会等には参加したのですが、その中でも東京で開催された「ORE」という講演会は楽しかったです。当日会場には非常にたくさんの人が集まっていました。　若手ドクターを中心に、土日で２０人以上の方々が講演されていました。　今回は盟友の金澤尚義先生や、知人のドクターが何名か講演されていました。

今回の金澤先生の発表は、弊社のセラミストと一緒にディスカッションしながら完成させた症例で、非常に歯科技工士への愛を感じるプレゼンでした。　弊社スタッフの足立と松山の写真と名前も出して頂き、「近年減少しいている若手技工士へ向けて、少しでも仕事のやりがいを伝えたいし、チャンスを与えてあげたい」と熱弁されていました。　その愛情に胸が熱くなりました。

弊社はもうすぐ４周年を迎えますが、こういうハートを持ったドクターと仕事ができている状況が、私にとっての誇りです。　世間では、嫌々生活の為に仕事をしている技工士は少なくありません。　「歯科医は、自分たちを苦しめる敵だ」と思っている技工士は、正直なところ多いでしょう。
しかし、こちらがプライドと信念を持って仕事をすれば、決してそんなことはないと思うんです。
やはり、ある種対等な立場でやり取りをしないと、絶対にいい補綴治療はできないと思います。

そう思うと、４年やってきて、きちんとドクターと人間的に、そしてプロフェッショナル同士のディスカッションができる環境というのは非常に幸せです。　そして、そういった環境を作れた事に、歯科技工士として大きな誇りを感じます。

金澤先生、大仕事お疲れさまでした＾＾。

この春から、ラザロにはニューフェイスが３人増えました。　また改めてこのホームページにて紹介させて頂きますが、CAD/CAM事業を強化するため、専門のオペレーターも二人増やしました。これで私含めて、デジタルを使いこなせる人間が３人になり、スキャニング・ミリング工程がさらにスムーズになりました。　これからも技工部門とデジタル部門がうまく連携をとり、効率よく補綴物作製が出来るようになることを目指しております。

しかし、やっぱり人が多くなるといいですね～。　人が多い事が美徳とは思いませんが、やはり出来る事も多くなり、可能性が広がるような気がします。　もう一人きりで技工をやってた時には戻れません。
単純に寂しいですし。　何を隠そう僕はウサギの１０倍寂しがりですから（笑）。

今働いてくれているスタッフは、だいたい「ラザロで働かせてくれ」と押し掛けて来た連中です（笑）。
これは私からしたら、凄く嬉しい事です。　で、だいたいみんなこの「活動報告」を読んで、私の想いに賛同してくれて来てくれます（最近海外からも問い合わせがありました）。
こういう事を考えると、自分の思いはどんどん言っていくべきだなあと思うと共に、ホームページの重要性を強く感じます。
ちなみにこのホームページは、2010年12月に、開業して初めて利益が出た月に、その使い方を悩んだあげく、ホームページ作製料に使う事にして作製したサイトです。　当初は「技工所がHP持っても仕方が無いよ」という意見を結構頂いたんですが、やはり作ってよかったと思います。　当時、少ない予算で作製に尽力して頂いた、（株）ファインシステムの桐山さんに、改めて感謝します！