株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所

ACTIVITY / 活動報告

2015-07-08 12:00:00

最近のオペの立ち会い・なでしこジャパンの事etc…

こんにちは、400戦全敗・ムラタグレイシーです。 どうも最近、巷で「村田は技工士を辞めた」と言われているみたいなんで、一応釈明をしておこうと思うのですが、私は技工士を辞めてはいません(当たり前や 笑)! 技工士免許証もどこかにあります!  何も歯を作る事だけが歯科技工士の仕事ではないと思います。 歯を作る事に関しては、私よりずっと上手く、そして私よりずっと楽しんで歯を作れるスタッフがいるので、彼らに任せるようにしています。 「楽しんで歯科技工する」ことは才能だと思うんですよね~。 残念ながら神様は私に、「楽しんで歯を作る」という才能を与えて下さらなかったみたいです。
まあ・・適材適所ってやつですよ。 一人の人間が全てのスペシャリストにはなれないと思うんです。 ドラクエでも魔法使いは肉弾戦をしないし、戦士がHP回復させてはくれないですよね~。 おっと遊び人の言い訳(笑)???

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で、最近の私(村田)の仕事は、インプラントオペの立ち会いというのが非常に多いです。 今年からR2GATEというサージカルガイドシステムのプロジェクトを立ち上げ、その関係で日本各地色んな所にお伺いする毎日、といった状況になっております。 おそらく技工士としては、かなりインプラントオペを見たほうだと思います。
そんな中で色々ガイドについて調べたり、オペにお伺いしたりして、サージカルガイドの誤解というものがまだまだあるという事を痛感しました。 その中で1番感じたのが、「ガイドを使えばどんなに経験の無いDrでも、簡単にオペが出来るようになる」という誤解。 これは違うと思います。 ガイドを使うにもコツがいりますし、全くインプラントをされたことのない方が使うのは、かなり難しいという事がわかりました。 何かあった時に臨機応変にカバーできるスキルを持った方が使って初めて、威力を発揮するものだと感じました。 
今思うのは、ガイドは「大変便利であるが、なんでもできる道具ではない」という事です。 これはCAD/CAM技工に関しても同じ事を感じます。 ただ、ある程度の知識・技術がある方が使えば、ガイドやCAD/CAMはとんでもなく便利な物だと思います。 こういう事をいかにシンプルにする事が出来るかというのが、今の私の課題です。


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いや~なでしこジャパン残念でした・・!  もしかしたらワールドカップ連覇あるかも??と思っていたのですが、思いのほかアメリカとの実力差を感じる結果でした。 あのアウェーで、あの得点差は選手達はかなり惨めな思いをしたんではないかと思います・・。 しかし、準優勝というすばらしい成績をおさめて、あんな思いをしなければいけないというのは、本当にアスリートというのは大変な職業だと思います。 どこまでも胸を張って帰国して欲しいと思います。

実は以前、なでしこの方々と食事を御一緒させて頂いた事があります。 その時は、「よく食べてよく喋る、よく日に焼けた女の子達」という印象でした。 ほんとにフツーーの女の子達でした。 あのフツーの女の子達が、日の丸を背負って戦ってるとはなんか実感がわきません。
しかし、彼女達の報酬はトップクラスの選手でもOLさんに毛が生えた程度だとか・・。 選手によってはノーギャラでやってるとか・・。

いやいやいや・・・。 日の丸を背負ってるんですよ! 国民の期待を背負っているんですよ!? どれだけの重圧でしょうか? そんな人がノーギャラっておかしくないですかね?? これなんとかならんもんですかね?? もちろん、スポーツといえどもプロである限り、ビジネスとして成り立たせないといけないのはわかりますが・・。 なでしこ位、日本を明るくしてくれた人達にはなんとかならんもんかな・・? 俺がビルゲイツなら、ポケットマネーでいっぱいあげるのに・・俺はビルゲイツではないし・・。

なでしこに限らず、日の丸を背負うアスリートは凄いなあと思います。 凄まじいプレッシャーと何年も戦う訳ですもんね? 例えば100m走だと、たった10秒間の為に何年も頑張り続けるわけです。 どんな集中力でしょうか?

でもまだ団体競技はいいかもしれません。 負けても、励まし合えたり話し合えたりする仲間がいますから・・。 個人競技はもっと大変な気がします。 とんでもない負け方しても、全て自分の責任ですから・・。 それこそ、日の丸を背負うプレッシャーに耐えれる人じゃないと、この負けた時の重圧にも耐えれないでしょうね。

なにはともあれ、なでしこの方々の頑張りに元気をもらいました。 あと澤さんにはまだまだ続けてもらって、カズのような存在になって欲しいと個人的には強く願います。

 
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