株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所

ACTIVITY / 活動報告

2015-08-12 12:00:00

あー夏休み・読書感想文・西山君の思い出

こんにちは!小学生の時、夏休みの工作を3年連続同じ物を提出した村田です。 いや~なんやかんやで夏休みです。 年明けからほとんど時間が経っていないように思うんですが・・。 弊社は今後は「ガッツリ働いてガッツリ休む」というスタンスにしようと思っているので、今年は平年よりも夏休みを長めに設定しました。

冒頭で夏休みの宿題の話題に触れましたが、学生時代の夏休みの宿題は本当にストレスでした。 あのストレスを考えると、私は子供時代に戻りたいとは思いませんね~。 読書感想文なんて拷問でした。 私は不真面目な子供だったので、まともに読んだ事なんて1度もありませんが。

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「子供の頃はよかった。小学校時代に戻りたい」という人がたまにいますが、思い出を美化してるだけだと思うんです。 小学校時代なんて、ストレスの連続だったように思います。 多すぎる宿題に、強制マラソン大会、ケンカ番長からの呼び出しに、女子生徒からの集団無視、クソまずい給食に、議題箱への恐怖心、憲法で保障されているはずの基本的人権を無視した担任からのパワハラ・モラハラ・セクハラ・マタハラ・・・・・あ、さすがにマタハラはないか(笑)。  もちろん楽しい思い出もたくさんありますが!

で、読書感想文で思い出した話をひとつ。

高校の友人に西山君という、非常~~に個性的な友人がいました。 夏休み明けの9月1日の朝、彼は教室で読書感想文を書いてない事に気付いたんですが、普通なら先生に素直に謝って怒られる道を選ぶと思うんですが・・、彼は「今から書く!」と言って、本を読まずに原稿用紙にペンを走らせました。
10分で書き上げたので、見せてもらうと・・・内容の感想ではなく、表紙を見てどう思ったかという事を原稿用紙3枚書いてました(笑)。 「表紙の写真のアングルが素晴らしい」だの、「表紙の色合いが絶妙」だの、「非常にいい紙を使っている」だの、挙げ句の果てには「本に紙を使いすぎると森林伐採がどうのこうので、環境問題がうんたらかんたら」みたいな事を書いてました。
彼のすごいところは、先生にそれで良しとされてしまうところです。 天性の要領の良さを持っている男でした。 彼から学んだ事は非常に多く、今でもその彼の哲学をビジネスの参考にしているくらいです。 今でも刺激の欲しいときは彼に会いに行ったりしています。

そういえば高2の時、彼と共同で夏休みの自由研究をしたのですが、その題名が「金縛りの研究」(笑)。人工的に金縛りは作れるかどうかという内容で、金縛りに合って恐怖の表情で硬直している写真とかを貼り付けてました。 もちろん大ウソです(笑)。 たしか、イビキをかきだしてから5分後にやさしく起こしたら金縛りにあう、みたいな結論にしてました(そんな簡単に金縛りにあうかっ)。
しかしなぜかそれに興味を持った理科の先生が、「みんなの前で発表しろ」と言い出して、嘘っぱちの研究を堂々と発表するはめになった事がありました。
だから、僕は小保方さんの気持ちがよくわかるんです。

先日久々にそんな彼にLINEを送ったんですが、なかなか既読にならずに心配してたんですが(彼はすぐに返信するタイプ)、数日後に返信が来て「今は東北で、フィリピン人の人達と林業をしてる」との事でした。 数ヶ月前は、三宮のライブハウスで店長やってたのになあ・・・と思いながらも、私は彼に関しては何もビックリしないと決めてるので、「頑張れよ~」との返事だけしておきました。

しかし林業とは、彼は本当に環境問題を考えているタイプだったのでしょうか?

西山君に関しては、書いても書いてもキリがないくらい個性的な男で、高校3年の時一緒に受験勉強をしていたら急に、「俺は歯車になりたくない!」と叫んで参考書を破り、本当にそのまま受験は一切せずに、卒業式が終わったらすぐに上下白いスーツを着て東京に行っちゃったんです(なぜ白いスーツだったかは謎)。 そして気がついたら東京で、お年寄り相手に換気扇のフィルターを売りつける悪徳セールスマンになり、いきなり月100万円近くを稼ぎだす大勢の部下を持つ責任者になっていました(あの時はいっぱいおごってもらったな~)。 私の実家に遊びに来たときも、私の母親にも売りつけてました(あの商売人根性は見習うべき)。
その後、詐欺まがいの(っていうか詐欺)商売から足を洗って、神戸のライブハウスで「パキオ」という名前で店長をしていました。 一時期、私も彼の元でスタッフとして働いていました。 なぜパキオなのかは、どんなに酔っぱらっても教えてくれません。 何度聞いても、笑ってごまかされます。

彼に関しては(ここには書けないような)変なエピソードも多いですが、本当に凄いと思う話も多く、また機会があれば書いてみたいと思います。 西山君に会うたび、天才となんやらは紙一重だということを再確認します。

今回いっぱ書きたい事があったんですが、西山君の事でかなり多くなったんで、また今度にします。

・・・ってか今回歯科の話全くないし・・。

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