株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所

ACTIVITY / 活動報告

2016-01-03 10:00:00

雑記・バンド時代の事・ピーターアーツという漢(おとこ)

明けましておめでとうございます、一富士二鷹三村田です。 皆さん初夢はどうでしたか? 私の初夢は、バンドをやっていた頃の夢で、ステージに立ったはいいもののフレーズをド忘れしてしまうといった、なかなかの悪夢で始まりました(笑)。 
 でもこれ、何度か実際に経験したことあります。 アドリブで乗り切れる位、経験を積んでいたらいいのですが、そうではない頃は、フレーズをド忘れするとホント地獄です(笑)。 ザ・公開処刑。

高2の時にやったライブでは(ちなみにその時のバンド名がLAZARUSです)、ギターのチューニングがズレズレになったままアルペジオでしっとり聞かすバラードに入ってしまい、アドリブで逃げ切る事もできないまま1曲やり切った事があります。 聞いてる人きつかったやろな・・。 まあ、私も涙で客席が見れませんでしたが(笑)。 いっそ舌を噛み切ってやろうかと思いましたよ! このライブ、録音してるんで今も聞けます。 聞きたい人は言って下さい(笑)。 私がリードボーカルをとった曲で、コーラスのハモりにつられてメロディがめちゃくちゃになる曲もあります(笑)。

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上の画像のは、当時の愛器のポールリードスミスというギターです。 この他に、ギブソンのレスポーススタンダードとレスポールカスタムというギターを使っていました。 今でも、楽器屋があると入って、ショーウィンドーのトランペットを眺める黒人少年よろしく、私も小一時間ギターを眺めてしまいます。
ちょっと狙ってるギターがあるんですが・・経費で落ちるかな?? 落ちる訳ないか(笑)。

訳の分からん話から始まりましたが、今回の年末年始はかなりゆっくり過ごせています。 例年は必ずと言っていい程正月は風を引いていたのですが、今年はそれもなさそうで、なかなかさい先のいいスタートです。 ゆっくりとは言っても、年明けの仕事の資料作りやパソコンの設定をしたりで、それなりに仕事からは頭が離れない状況ではありますが(笑)。
仕事が始まれば、新年会やなんやかんやでまた忙しくなりそうです。 個人的には忘年会よりも、「これから頑張るぞ!」といった新年会の雰囲気の方が好きです。 非常に楽しみです!


 2015の大晦日は、久々に格闘技番組が多く放映されましたね。 私もかなり格闘技好きなんで、もちろん全てチェックしました。 色んな思いで観戦しましたが、一番心に残ったのはピーターアーツという選手でした。

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把瑠都という、大相撲から格闘技に転向した選手の初試合の相手を務めたのですが、それに至る経緯が無茶苦茶だったんです。
まずこの把瑠都の相手は、当初はジェノム・レバンナという選手だったのですが、土壇場になって対戦をキャンセル。 で、代役として白羽の矢が立ったのがこのピーターアーツだったんです。 クリスマスの夜に六本木で飲んだくれていたら、主催者からピーターアーツに連絡が入り、数日後にリングに立ってくれと(笑)。
これ、むちゃくちゃなオファーなんです。 というのが、ピーターアーツは1年以上試合から遠ざかっており、実質的には引退状態。 普通格闘技のリングに上がるには、数ヶ月前から摂生に摂生を重ね、リング上にピークをもってくるのが普通なんですが・・。
ピーターアーツはこれを二つ返事で快諾(笑)。

この人は男です。 いや、漢です!

でもこういう事は、この人はこれが初めてじゃないんです! もっと凄いエピソードがあります。

2006年、アーネスト・ホーストVSボブサップというカードがあったのですが、試合開始1時間前にボブサップが逃げたという事がありました(笑)。 どうも契約問題が拗れたのが原因らしいのですが(それもおかしい話ですが)、その時にも白羽の矢が立ったのがピーターアーツ。 しかも、この時は解説者として解説者席に座っていたピーターに試合開始30分前にオファーするという(笑)。 この時も彼は快諾。 ただ、試合用トランクスを持って来て無かった為、セームシュルトという選手に頭下げて借りたという(笑)。

ホースト戦はそこそこいい試合をしましたが、今回の把瑠都戦は、正直惨敗でした。 そりゃ、試合から遠ざかっている選手が、15歳も年下かつ70キロ以上も重い、しかも本業ではない総合格闘技ルールで戦ったんですから当たり前です(ピーターの本業はキックボクサー)。 試合を受けた事自体が考えられないですよ。 アーツさん、あんたはホンマに漢や・・。

で、どちらのケースも、オファーを受けた理由が「いつもお世話になっているから」だということ。

ホントに凄い人です。

もしかしたら、今回の試合を見た人は、「ロートル(老いぼれ)の格闘家が無理して、金の為に無様な姿さらしながらリングに立ってる」と思ったかもしれません。 

でもピーターアーツは、試合後も負けた言い訳をしなかったし、恨み節を放つ事もありませんでした。 ただただ、お世話になった日本の格闘技界に恩返し出来てよかったと。 そしてもう彼は年齢的に(45歳)リングに上がる事は無いと言っています。

こういう人を真の漢(おとこ)と言うんでしょうね。 受けた恩義は決して忘れない。 いや~この人はサムライです・・。

おっと、久々に格闘技の話題で、ちょっと熱くなってしまいました。 ああ、俺も格闘技やりて~~!

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