株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所

ACTIVITY / 活動報告

2016-02-09 10:46:00

アンガーマネージメント講座・マッスル北村伝説

こんにちは、言われてみれば村田です。
今年も早くも二月に入り、弊社の周りもなんやかんやとバタバタ忙しくなってきました。 今年のテーマは「原点回帰」ということで、今年に入ってから開業当初を思い出して色々行動しております。 原点回帰すればするほど、初心を思い出せば思い出すほどに、今自分が置かれている現状に感謝する毎日です。 もちろん前にどんどん進んでいかなければいけませんが、最初の想いは忘れてはいけないと、強く感じる今日この頃です。

最近は歯科以外のセミナーにもよく行くようになりました。 異業種交流会なんかも積極的に参加するようにしております。 普段接する事の無い人達と話すのは非常に楽しく、思いがけないビジネスのヒントなんかももらえたりします。 

先日は「アンガーマネジメント講座」というものに行ってまいりました。 アンガーマネージメントとは、簡単に言うと「怒りの感情をコントロールする技術」です。 私も立場上、毎日「怒り」を意識する機会が多いんですが、うまくコントロール出来ないかと思いましてセミナーを受けてきました。 

そのセミナーで教えて頂いた事ですが、怒る事が決して悪い訳ではなく、怒るべき所ではない所で怒るのが問題だという事でした。 怒りのパワーは、時にはとんでもなくプラスに働く事もあるらしいです。 色々教えて頂いたのですが、まとめると

・人の怒りは6秒以上続かないので、最初の6秒を上手くやり過ごす

・自分の力ではどうしようもない事に対する怒りは受け流すべき(例・雨が降ってイベントが中止になった 渋滞に巻き込まれて車が動かない等

・怒りのコップが溢れないように、コップを大きくするか、中の怒りの水をこまめに外に出す(ストレス発散の重要性)

・腹が立った時は、冷静かつ瞬時ににその怒りの種類を分析する

こんな感じです。 まあ、腹が立った時はなかなか冷静にはなれませんが(笑)。 でも訓練することによって、かなりコントロールできるようにはなるらしいので、今後も勉強していきたいと思います。 先日タクシーに乗った時にかなり態度の悪い乗務員さんにあたったのですが、上記の事を思い出してクールになってみると意外とやりすごせました(笑)。 よかったら御興味のある方は受講されてはいかがでしょうか?

そういえば、すぐに気持ちを切り替える事の出来る人を「さわやか」というと、私の尊敬する溜池ゴロー氏がおっしゃっていました。 今年のもう一つの目標を、「気持ちに切り替えスイッチを付ける」という事も付け加えたいと思います。


皆さんは「マッスル北村」をご存知でしょうか? 若くして亡くなってしまいましたが、彼は日本が誇る伝説のボディビルダーです。

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恐らく、世間のボディビルダーに対するイメージは、「気持ち悪い」「ナルシスト」「脳みそも筋肉で出来ている(要するにバカ)」「ゲイが多い」といったところでしょうか(笑)。 まあ、私も昔はそういうイメージだったんですが、以前ビルダーの人と接する機会がありまして、その時に彼らの競技に対する姿勢を垣間みてからは、ボディビルダーはアスリートだと思うようになりました。 ボディビルというのは、筋肉をつけるのはもちろんですが、どちらかというと「いかに脂肪を削るか」という競技のようです。 彼らは減量のプロフェッショナルだと言えます。

で、前述のマッスル北村ですが、彼はそんなビルダーの中でもちょっと次元が違う凄さなんです。 ちょっとウソのような逸話が多いんです。 以下に書き出します。

・中2の時に、連続16時間サイクリングに挑戦する。途中で携帯していた牛乳が腐っている事に気付かずにのみ、病院に搬送される。彼の限界への挑戦の始まり。

・ボディビルを初めて10ヶ月で筋肉だけで40kgの増量に成功。

・コンテストの4日前に、食欲が暴発してしまい13kgも増えてしまう。普通なら諦める所だが、彼は120kmを15時間かけて走り、14kgの減量に成功。コンテストで優勝する。

・東大に通っていたが、筋肉以外の事は考えたくないということで退学した。しかし、親に怒られて東京医科歯科大医学部に再入学する(一発で受かる所がすごい。ただ、またも同じ理由で退学)。

・最後は限界を超えた減量の末、39歳という若さで亡くなる。

まあ・・常軌を逸してますよね(笑)。

上記のように、彼はかなり頭もいいんです。 ボディビルというのは、緻密な計算の元で成り立つ競技のようで、実はバカにはできないんです。 事実、大学生のボディビル選手権で強豪と言われるのは、東大をはじめとする1流大学だということです。

ちなみに死因は低血糖症なんですが、これは医学的には「餓死」だということです。 限界を超えた減量の末、彼は餓死したんです・・! 病院に搬送される時、彼の家族が「あめ玉一つでいいから口に入れて」と懇願したそうですが、「そんなカロリーも取りたくない」とこれを拒否したそうです。

亡くなって遺体を火葬した時、一般人の倍の時間がかかったらしいです。 また、骨量にいたっては常人の3倍あり、「死んでからもスケールが大きいなあ」と参列者に言わせたとか。

どうでしょうか? 個人的には、室伏と並んで世界に誇るアスリートだと思っております。 ただ、絶対に自分でこの競技をやりたいとは思いませんが(笑)。

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