株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所

ACTIVITY / 活動報告

2016-03-03 10:59:00

近況・速読セミナー・ハンディキャップというもの

コンプライアンスなんてどこ吹く風! こんにちは、村田ハラスメント(ムラハラ)です。 今年も早くも3月に入り、ダウンジャケットでは汗ばむ陽気となって来た今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?(誰?) 「2月は逃げる」と言いますが、弊社も例外ではなく、あっという間に2月が終わってしまいました。 それなりに忙しく、勉強会等も積極的に参加したので有意義な一ヶ月だったのですが、去年のバタバタに比べると何かもの足りなく、「これが燃え尽き症候群かあ」と痛感しております。 3月後半からはスタッフが一気に増えるので、ふんどしを締め直して頑張ろうと思います。

話は変わりますが、今年に入ってから「速読」を習っておりました。 というのも私は本が好きなんですが、なかなか時間が取れなかったり、長編小説だと読むまでに気合いをいれないといけないという事があり、あまり読めていませんでした。 そこで速読をマスターすれば解決するんではと思い、ネットで教室を調べて行ってみました。 一口に「速読」と言っても様々な流派があり、どれにしたいいか分からなかったので、効果が出やすいという「ISO式速読法」という流派の門を叩く事にしました。 

行った所は小学生の学習塾で、小学生に混じって1人だけオッサンが受講するといったカオスな状況でしたが(笑)、グングン読むのが早くなって行く事が自分でも実感出来ました。 一般的に速読と言うと、「斜め読みする」というイメージですが、私が習ったのは、「ブロックで文章を理解していく」という方法です。 おかげさまでちょっとした小説(火花、ホームレス中学生等)なら、15分くらいで読めるようになりました  しかし、泣ける話や推理小説の類いは、普通に読んだほうがいいかもです。 読むスピードが速すぎて感情移入出来ないんで(笑)。 少なくとも私はまだ速読では理解できません。  

先生曰く「大人よりも子供のほうが一気に速くなる」とのことで、実際周りの子供達は、最終的にハリーポッターを5分くらいで読めるようになっていました。 惨敗! 子供達の本離れには速読は効果的ではないでしょうか?
※実際に速読をしている様子

弊社の前には紀伊国屋書店というバカでかい本屋があります。 最近は昼休みに行って小説や自己啓発本を立ち読みして読破するといったことが日課になっております。 あ・・・気に入った本はちゃんと買っておりますので御心配なく!!


日々、仕事をするにあたって「ハンディキャップ」を感じる事が多々あります。 ビジネスにおいては資金力と言う名の「実弾」が大きくものを言い、やはり実弾が無いとダイナミックな展開は非常に難しかったりします。 開業したばかりの会社は得てして実弾が無いものですが、バックボーンがある人、いわゆる「親がお金持ち」の人はいきなりダイナミックな展開が出来たりします。 こういうのを見ると強烈にハンディキャップを感じるわけです。 まあこんな思いは今に始まった事ではありません。 学生時代から、顔が良い奴・背が高い奴・運動神経の良い奴・頭のいい奴・家がお金持ちの奴なんかを見て心底羨ましいと思ったものです。 はっきり言って、この世に産まれ落ちた時点で、スタートラインは平等では無いと思うんです。

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しかし、世の中にはそんな(いや、そんな小さなレベルではない)ハンディキャップをもろともしない奴らがいます。 今日はそんな男達をご紹介します。
※名前をクリックで動画再生

ジム・アボット
この人は生まれつき右手首から先がありません。 しかし、この人が選んだ職業はプロ野球。 しかもピッチャー! 非常に優秀な選手で、メジャーで大活躍した挙げ句、ついにはノーヒットノーランも達成してしまいます。 右利き用のグラブを右手の手首の上に乗せ、左手での投球の直後にそのグラブを左手にはめ直し、打球を捕球した後は素早くボールごとグラブを右脇に抱えて外し、左手でボールを取り出して送球します。 それでも、彼の守備は平均以上であったとの統計が残っています。すごいですね~! 自身の隻腕について聞かれた際「自分が障害者だとは思ったことはない。子供の時自分に野球を教えようとして庭に連れ出した父こそ勇気のある人間だ」と答えています。

リック・アレン
彼はイギリスのハードロックバンド「デフ・レパード」のドラマーで、デビューしていきなりスターダムにのしあがったんですが、その直後に交通事故で左腕を切断するという悲劇に見舞われます。 普通ならドラマーの道は諦め、バンド側も違うドラマーを入れて活動再開すると思うのですが、彼らの下した決断は・・・「彼の復帰を待つ」というものでした。 彼は楽器メーカと協力して、左手の代わりに足で演奏出来るドラムセットを開発し、数年後見事にステージに復帰しました。 復帰後のプレーは事故前と比べてもなんら遜色無く、むしろ「上手くなってるんちゃう??」くらい素晴らしいものでした。 復活劇を遂げた彼の精神力も素晴らしいですが、彼を信じて復帰を待ったバンドメンバーの友情も素晴らしいですね。

ブロリー・レッグス
彼は病気で生まれつき全身が不自由です。 しかし、彼はプロゲーマーなんです。 どうやってプレーしてるかというと・・なんと「顔」でプレーしてるんです! コントローラーを顔に当てがって、鼻や唇や舌を使ってコントロールします。 最初ゲームをやり始めた時、バカにされて格闘ゲームでコテンパンにされたみたいですが、「絶対に見返す」と心に誓い、ついにはストリートファイターのチャンピオンになってしまいます。 アメリカでは、プロゲーマーというのはれっきとしたステイタスのある職業で、彼も全米で名前の売れているゲーマーの1人だと言う事です。

アインシュタイン稲田
吉本所属の芸人さんです。 彼は上記の人達とは違うかもしれませんが(笑)、彼をテレビで初めて見た時はかなりビビりました。 「これ、テレビに出たらあかん奴や・・」と。

しかし彼の漫才をちゃんと見てみると、かなりクオリティが高く、面白い! フリートークも面白く、テレビに出てたらチャンネルを固定する芸人の1人です。 画面からもそのマスクの下に隠された人間性の良さがにじみ出ています。 おそらくその人生で、かなり酷い事も言われたと思いますが(特に女子から)、それに腐る事無く、むしろそれを武器にしている姿は素晴らしいと思います。 彼が全国区の人気者になることを心から願います。


どうでしょうか? 彼らを見ていると、己のハンディキャップなんて屁でもないと感じます。

先にも述べましたが、人間は産まれながらに不平等なものだと思っています。 ただ、その状況に腐るかどうかは自分次第で、結局は自分に与えられた武器・環境で、いかに誇りを持って上手く戦うかが重要なんだなあと感じる今日この頃です。

あまり関係ないですが、松本人志の僕の大好きな名言です。


スポーツの出来る奴。勉強のできる奴。ケンカの強い奴。女にもてる奴。金持ちの奴。

そんな人間を羨ましく思った。

子供の頃の話である。

神が人間をつくったと偉ぶるなら「それがどうした」と言ってやる。

俺は笑いをつくっている。

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