株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所

ACTIVITY / 活動報告

2016-11-20 15:14:00

スタッフの結婚式・季節外れの怪談話

 こんにちは、世にも奇妙な村田です。 先日スタッフの結婚式があり、私も主賓としてお招きいただきました。 非常にカジュアル(新郎の服装も超カジュアル!)で、アットホームな今時の素晴らしい結婚式でした。 個人的には、堅い式よりはこういう式の方が好きですね〜。 

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 で、主賓として招かれたからには、「主賓の挨拶」をしないといけません。 以前、スタッフの結婚式で主賓の挨拶をした時は、ズルンズルンに滑ったので、今回はリベンジや〜〜と意気込んでいたのですが・・。。

 結果は、「結婚式のスピーチとスカートの丈は短ければ短いほうが良い」という、おきまりの鉄板フレーズも軽やかに滑り(笑)、今回もオウンゴール連続の完全な負け試合となりました。

 

 で、わたくし気付いてしまいました。 

 

「俺、結婚式のスピーチ向いてない」

 

 

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 この先の人生、何度主賓の挨拶をするかはわかりませんが、次はもっと内容を練っていかないといけないなあと思いました。 こういうスピーチ上手い人っていますよね・・。。 誰かレクチャーして頂けませんか? お願いします、偉い人・・。。!


 今回は、私が体験した季節外れの怪談話をさせて頂きます。 話は6年前の開業当初にさかのぼります。 弊社の前のテナントビルは5階建てで、2階にビルの大家さんが テナントを構えてらっしゃいました。 年の頃は90歳くらいの結構ヨボヨボのおじいさんが大家さんで、息子さんと二人で紳士服の仕立をされていました。

 

 その大家さんは結構私のことを気にかけてくださり、よく色んなことを話してくださいました。 弊社は開業当初はかなり苦戦し全然仕事がなく、たまにその大家さんに泣き言を言った時も、「最初はそんなもんやし、あんたなら大丈夫や」と励ましてくださいました。 

 

 

 そんな大家さんがすごく好きだったのですが、ある日を境に全く姿を見ることが無くなったんです。 正直、歳も歳だし「体調崩して入院したんかなあ・・。もしかしたら亡くなったんかなあ・・。」と考えておりました。 その頃からだんだん仕事が忙しくなり、大家さんのことはすっかり忘れてしまい(失礼! 笑)、いつの間にか、自分の中で「大家さんは亡くなった」と決めつけていました(笑)。

 

 

 それから時が流れること約1年、私は滅多に休日出勤はしないのですが、どうにもこうにも仕事が終わらず、ある冬の日曜日にラボに出てきて仕事をしておりました。 前のテナントは、日曜日に開いている事務所はなく、私一人だけビル内にいる状況でした。 

 

 トイレは共用部にあり、そこで用を足してると、急に「コンコン」とノックをされました。 誰もおらんはずやのに・・と思いながら、「入ってます!」と答えたのですが無言。 (聞き間違いかな・・?)と思って手を洗ってドアを開けると・・・、あの大家さんが立っていました! 冬の夕方で薄暗い中立っている大家さんを見て、完全に「出た・・!!!」と思い、腰を抜かしそうになりました。 そりゃ、こっちは死んだと思ってるわけですから(笑)。

 

 絶句している私を見て、「おお、久しぶりでんなあ〜。 元気にしてまっか?」と声をかけられましたが、「は、はい・・。。」としか言えなかった記憶があります。 

 

 部屋に帰り冷静になると、「ああ、大家さん生きてはったんやあ〜。元気にしてはったんや〜!」と嬉しくなりました。 勝手に死んだことにしてたのを反省しましたよ。

 

 

 で、その1ヶ月後くらいにラボの近くを歩いていると、そのテナントを紹介してくれた不動産屋さんと会ったので、その時のことを話したんです。 しかし「いや〜幽霊やと思って腰抜かしそうになしましたわ〜〜!」と笑い話を言ったんですが、彼は全然笑ってくれないんです。 それどころか、「その話マジですか・・・・?」と低めのトーンで聞いてくるんです。 ちょっと怖くなり、「え・・、どういうことですか・・?」と尋ねると・・。

 

 

 

 「大家さん、半年くらい前に亡くなりましたよ・・。。」

 

 

 

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 彼曰く、1年ほど前から体調を崩して入院してたけど、先日亡くなったと聞いたとのこと。 それを聞いて、「やっぱり幽霊やったんや・・・。。。」と背筋が凍ったのを覚えています。 怖かったんですが、「幽霊になっても気にかけてくれてたんかな・・?」と考えるようにしてました。

 

 私は全く超常現象の類は信じないのですが、見てしまったものは見てしまったので、この話を色んな人にしました。 勉強会等で大勢の前で話したこともあります。 でも、「作り話やろ」とか「嘘ついてるやろ!」とか色々言われたんですが、見てしまったものは仕方がない。

 

 

 

 

 ただ、この話はまだ続きがあります。

 

 

 

 

 それからさらに時が流れること約3年、弊社は新テナントに移ることになり、例の不動産屋さんにまた次のテナントも探してもらうことになりました。 頻繁に彼とまた会うようになり、ある日幽霊を見た思い出話を彼にしたところ・・。

 

 

 

 「え、僕大家さん亡くなったって言いました?? あの大家さん元気に生きてますよ! 僕、多分誰かと間違ってましたわ〜www」 

 

 

 

 彼曰く、体調を崩されたのは本当で、そのタイミングで息子さんに仕事の全てを任せて引退した、と。 ごくたま〜〜に事務所に顔を出されることがあるみたいで、たまたま休日出勤の日に事務所に来てたんでしょう、と。

 

 

 いやいやいや・・・!! アンタのせいで、散々俺ホラ吹き扱いされたがな・・・(笑)!!

 どないやねん!!

 

 ・・・とは言いつつも、まだご存命で元気にされてることを聞いて嬉しくなりましたよ!

 

 

  以上、「休日出勤した時にウ◯コしてたら、ジジイが立っていてビックリしただけの話」でした。

 

 

 

 

 

 

 

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