株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所

ACTIVITY / 活動報告

2019-03-02 11:20:00

歯科医師会での発表・SNSについてetc・・

 こんにちは、「舌切り雀」は舌を切られた側なんで、厳密には「舌切られ雀」が正しいのではないか・・・、と日々思っている村田です。

 

 先日、神戸市中央区歯科医師会にて、「デジタル時代におけるパラダイムシフト」という題目で発表させて頂きました。 平日の夜にもかかわらず、たくさんの先生方にお集まりくださいました。

S__19046407.jpg

 

 内容は、デジタルデンティストリーの話と、今の歯科業界の現状や、これから知っておくべき働き方改革なんかのお話もさせて頂きました。

 

 講演でもお話しさせて頂きましたが、これからAIの発展によって、テクノロジーは凄まじい変化をしていくそうです。 2045年には、AIが完全に人間の知能を超えると予想されています(いわゆる2045年問題)。

 イギリスのマイケル・A・オズボーン博士が、2013年に「47%の職種が、10〜20年後には機械に取って代わられる」と発言し話題になりました。

兵庫県歯科医師会.001.jpeg

 

 さらに、アメリカの著名な教育学者であるキャシー・デビットソンが、「2011年に小学校に入学した子供達の65%は、大学卒業時に今は存在していない職業につくだろう」と発言した事も話題になりました。

兵庫県歯科医師会.002.jpeg

 

 こういった時代の流れの中で働く(特に経営する)のは、かなり色々考えないといけないと思います。 そんな中で、「職人」として「変わるべきもの・変わってはいけないもの」を取捨選択する能力がかなり重要になってくるのではと感じます。

 

 発表後、神戸の高級寿司を理事の先生方にご馳走して頂きました!

o1616108014029103309.jpg 

 

 たまに食べる「回らない寿司」の美味い事美味い事(笑)!! 

 

 普段あまりお会いする事のない、年配の歯科医師会の先生方とお話しできて本当に楽しい夜でした。

 「Queen」を青春時代にリアルタイムで見られていた世代らしく、70年代ロックの話でかなり盛り上がりました。 ロック好きに世代の壁はないと感じた夜でした!

 神戸市中央区歯科医師会の皆様、並びにわざわざお声がけ頂いた理事の木村先生に、この場をお借りして心から感謝申し上げます。


 

 最近時代の流れに乗ってか(笑)、弊社ではSNSに少し力を入れるようにしています。 私自身はそこまでSNSに詳しくないですが、上手く使えばなかなか色んな意味で効果的なものだなあと感じております。 その反面、下手に使えば危険なものであり、かなりの「諸刃の剣」だと感じています。

 

 Facebook・Instagram・Twitter の使い分け・住み分けなんかも、最近やっとわかってきました。 Facebookはもう若者には全く興味を持たれておらず、40代以上の社交場となっている事実にびっくり。

兵庫県歯科医師会.001.jpeg

 

 下手な使い方として記憶に新しいところでは、たむけんのラーメン屋にいった時のTwitterがありますね。 一応説明しておくと、タレントのたむけんが大阪のラーメン屋にプライベートで行った時に、店員さんがたむけんと一緒に撮った写真をTwitterにアップしたのですが、その投稿へのコメントに、「マイクとカメラがなかったらおもんない奴だった」的な事を書き込んだという件です。

 

 まあ、この店主もおかしいと思いますが、私がびっくりしたのは、その話題がなんと全国放送の朝のワイドショーのトップ記事になっていたという事です。

 別に人を殺したわけでもなく、犯罪を犯したわけでもない、ただのラーメン屋のおっさんが何も考えずにSNSのコメント欄に書き込んだ事が、全国ニュースのトップに来る・・・。 すごい時代です。 私の若い頃では考えられないですね。

 

 最近、飲食店の従業員が「不適切な動画」を投稿することが問題になっていますが、裏を返すと、今の時代は良くも悪くも「すぐに有名になれる時代」になったということでしょうか。

 私が高校生の頃は、有名になろうと思ったらテレビに出る事くらいしか無かった訳です。 今の時代に私が高校生だったら、もしかしたら「とりあえず有名になりたい」と、アホな動画をアップしているタイプかもしれません(まあ、それくらいふざけたガキだった笑)。 結構ホッとしています(笑)。

 

 前述したように、昔はメディアといえばテレビしかなく、有名人といえば、子供から大人まで誰もが知っているというのが当たり前でした。 しかし今は本当に無数のメディアがあり、そのメディアの数だけスターがいるような状況です。 「小学生だけが知っている」「ティーンエイジャーだけが知っている」というような、限定的なスターがたくさんいる時代みたいです。

 

 

 

 ところで、この現在の「すぐに有名になれる」という状況を、1960年代に予見していた人がいる事をご存知でしょうか? 

 

 その人とは、アメリカのポップアートの巨匠、ご存知「アンディ・ウォホール」です。

 

large_614512_3.jpg

 

 

 アンディ・ウォホールは、1960年代に「誰でも15分以内に有名になれる時代がやってくるだろう」と発言しました。 その発言通り、今は様々な情報を、世界中に一瞬で発表できる時代がやってきました。 凄まじい予見力です。

 

 ただ、すぐに有名になれる反面、飽きられるのも早い世の中になったような気がします。 例えば、「一発屋」と言われる人達のサイクルは、以前よりも確実に早くなっているような気がします。

 

 

 このような情報過多の時代に生きるのは、便利な反面、大変な部分も多いと思います。

 

 こんな時代だからこそ、「継続は力なり」という言葉は、今後一層重みを持つような気がします。

 

 

 

 

 しかし今回真面目やなあ・・・・。。

 

 

 次回はふざけます。

 

Calendar Loading