株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所

ACTIVITY / 活動報告

2019-10-12 23:19:00

業界内外のデジタル化・不思議なスポーツetc・・

 こんにちは、非常ベル押しがちな村田です(ガキの頃、マジで押したい衝動に負けたことが何度かあった)。

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 さて、最近は言うまでもなく、世界中が『IT化・デジタル化』の方向に向かっています。 我々歯科技工士の世界も例外ではなく、弊社も今年から「オーラルスキャナでの模型レス技工」が、臨床並びに問い合わせが非常に多くなってきました。

 

 3年後には、「石膏を使って技工をしてた時代があったなあ・・。」と、遠い目で話す日もあながちジョークではないかと思います。 まあ、完全に石膏模型が無くなる事はしばらく無いとは思いますが、激減は間違いないような気がします。

 弊社で言うと、数年前まではMBやその他の補綴物作製の為に、メタルのキャストを多く行っていましたが、今は「キャストをやっていた時代があったなあ・・」と遠い目で話しているのが現状です。

 

 IOSの普及はこれからどんどん加速していきます(これは確実に)。 きっと保険治療にも導入されることは間違い無いでしょう。 今後は何らかのコンセプトを持たないラボは、だいぶ心配な世の中になっていくのではと考えております。 

 

 情報のアンテナは、常にビンビンにしておくべきだと思います。


 

 デジタルつながりで話をしますが、今後は様々な職業がAIに取って代われて消滅すると言われていますね。 その中でも、「レジ打ち」の仕事は確実に数年後に無くなるといわれています。 もう無人化店舗も実際に出てきています。 

 ※写真は、海外で実際に実用化されている「amazongo」という店舗

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 もちろん支払いは「電子マネー」という事になりますが、これは現金を狙った強盗対策なんかには非常に有効なんでは無いでしょうか。 実際、私も「現金」を手にする事はほとんどありません。 1週間に数回では無いでしょうか。 

 ラボ内にある「オフィスグリコ」も、paypayで支払っております(笑)。

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 日本ではまだまだ普及率の低い電子マネーですが、嘘みたいな話ですが海外ではホームレスへの「施し」も、何とQRコード決済で行われるということです。

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 おじさんの持っている缶に貼ってあるQRコードをスマホで読み取ると、この人にお金が行くシステムとなっているとか・・・。。。

 

 私は学生時代、よくヤンキーに「金貸してくれや〜」と、カツアゲされたもんですが(もちろん返ってこない)(笑)、今後はカツアゲの形も、「QRコード貸してくれや〜〜」に変わるんではないでしょうか(笑)。

 

 ちなみに私の通っている美容院なんかも、「現金一切お断り」という店です。 

 その店の人に聞いてみると、「現金商売に比べて確かに手数料はかかるけど、現金管理(閉店後にお金が足りない・お金が多い)をする時間が短縮できるし、強盗被害にも会うリスクも減るし、何より「横領の心配がなくなる」というのが大きなメリットだ」とのこと。

 

 前述の無人スーパーなんかも、「万引き被害が多くなる」というデメリットがあるかもしれませんが、それ以前に「横領がなくなる」というメリットの方が大きいと言われています。

 それくらい、内部の横領被害というのは大きいみたいですね。 古くは、「アニータ・アルバラード事件」を思い出してしまいます(笑)。 10億以上の横領って・・(笑)。 ザルにもほどがあるでしょ(笑)。 しかし、多額の横領事件は定期的にニュースに上がるのが現状ですね。

 

 「横領」という事で、以前とある人から聞いた、夏は終わりましたが、個人的に怪談以上に背筋も凍るような話を一つ。 

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 とある中小企業の話です。 その会社が、あまり業績が芳しくなく赤字の状態が続いていた時の事。

 その会社の社長さんが、「もう限界だ。会社をたたむ事にしよう。」と、倒産を決心した時、社長が全幅の信頼を寄せていた経理の女性から、「諦めたらダメです! 私の個人的な貯金から、会社のマイナス分を補填して行くので頑張りましょう!」という提案が。

 

 もちろん、社長は涙ながらにこの提案に感謝し、言葉に甘えて女性から援助を受けながら会社を続けていました。 しかし、健闘むなしく黒字になる事はなく、社長は心労からか、最終的に自ら命を絶ってしまいます。

 

 その遺書には、力足らずだった事への社員への謝罪や、悔しい気持ちが綴られていたとの事。 そして経理の女性に、「あなたのおかげで最後は頑張れた。本当にありがとう。」と、感謝の言葉が綴られていました。

 

 

 ・・・・しかしこの出来事は、この後刑事事件に発展するんです。 

 

 怖いな怖いな〜〜・・・・。

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 というのも、実は赤字だったのは、経理の女性が毎月多額の横領をしていたからなんです。 会社自体はちゃんと黒字だったんです。 それにも関わらず、女性は盗んだお金から、毎月会社にいくらか援助して「恩を売る」という形を取っていたんです。 「盗人猛々しい」とは、まさにこの事。

 

 さらに恐ろしいのは、社長がこうなる事を見越していたのか、なんと生命保険の受取人を、勝手に自分に入るように書き換えていたとの事・・・。。。

 

 いや〜怖い話です。 まあ、これはデジタル化でどうのこうのなる話では無いかもしれませんが(笑)、「お金の流れが明確化する」というのは、国にとっても個人にとっても、いろんな意味でメリットが大きいのではないかと感じる今日この頃です。


 

 現在日本ではラグビーが大盛り上がりですが、 世の中にはオリンピック競技になるようなメジャーなスポーツから、全く知らないマイナーなスポーツまで、本当に色んな競技が存在します。

 

 さて、以前ラグビーの強豪国でもあるオーストラリアに行った時の事。 何気なくホテルでテレビをつけていると、野球が放送していたんです。 びくりするほど大きいスタジアムが超満員。

 「オーストラリアって野球そんなにメジャーやったかなあ・・・。」と思ったんですが、よく見ていると、どうやら野球ではなさそうなんです・・。。 

 

 初めてみるスポーツ。 でも、あり得んくらいデカいスタジアムが超満員で、皆熱狂的に応援しているんです。 「なんやこれ・・・・?」と、狐か狸に化かされたような気分になりました。 

 

 さてそのスポーツの内容ですが、野球のようにピッチャーがバッターにボールを投げるのですが、その投球フォームがめちゃくちゃ変なんです。

 というのも、めちゃくちゃ助走をつけて走り、一切肘を曲げる事なくワンバウンドで投球するんです。 で、バッターはそれをなんか、オールのような変な形のバットで打つんですが、なんと後ろ向きに(バッターの後方)に打ったりするんです。

 で、打ったら、ランナー(?)が、四角い小さなコートを行ったり来たり走るんです(笑)。

 その度、大観衆からは割れんばかりの大歓声。

 

 

 壮大なコントを見ているような気持ちになり、「ごっつええ感じ」のこの「実業団選手権」というコントを思い出しました。

 これは、架空の競技を真剣にやっているナンセンスコントで、私が「ごっつええ感じ」でもトップクラスに好きなコントです。 まっちゃんのセンス爆発!

 

 

  

 で、その話を現地に住んでいる人に言ったら、スポーツの名前が判明しました。 そのスポーツとは・・・・

 

 

 

        クリケットです。

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 クリケットは日本ではほとんど知られていませんが、オーストラリアやオセアニア地方では、人気のあるスポーツだとの事。 私も名前くらいは聞いたことがありましたが、こんな感じのスポーツだとは思いませんでした。 

 で、面白そうなんで色々調べて見たら、我々日本人が驚愕の事実がたくさん出てきたんです。

 

 なんとクリケットは日本で知名度がないだけで、世界的にはサッカーについで2番目に競技人口が多いスポーツらしいです!! 世界的には野球の方が全然マイナーなんですね。

 

 で、この競技で一番稼ぐ選手の年棒は、なんと30億円・・・・!! アスリートの長者番付をよく見てみると、確かにクリケットの選手が入ってる・・・!!

 

 ここで、一つの疑問が生まれます。 

 

 なんでこんなにメジャーなスポーツが、オリンピック競技になっていないのでしょうか?

 

 その答えは、どうやら「試合時間」にありそうです。 テニスなんかも、試合が延びると5〜6時間になることがありますが、クリケットの試合時間は・・・・

 

 

 

 ・・・・なんと5日間・・・・・・!!!

 

 

 

 長すぎるので、途中でハーフタイムならぬ「ティータイム」というものがあり、そこでは相手の選手や審判も混じって、一緒にお茶を楽しむとの事(笑)。 まじか、おい(笑)。

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 ノーサイドの精神にも程があるでしょう(笑)??!

 

 で、一番盛り上がる場面はどこかと聞くと、「最後の30分間」だということ(笑)。 すげえな・・・。。

 

 でも、これだけたくさんの支持を得るという事は、かなり面白いスポーツだという事は間違い無いと思います。 どなたかクリケットに詳しい人がいらっしゃいましたら、お話聞かせて頂けると嬉しいです(笑)。

 

 

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