株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所

ACTIVITY / 活動報告

2019-11-02 18:52:00

近況報告・落語鑑賞・頭の体操etc・・

 こんにちは、来年から一人称を「俺っち」にしようと思っている村田です。 

 

 最近は出張等で会社を空けることが多くなりましたが、社内の「ITインフラ」の発達のおかげで外にいてもリアルタイムな業務が可能となっております。 本当に、デジタルツールの便利さにはいつも改めて感心させられます。

 

 もちろん技工臨床にもデジタルは完全に組み込まれ、弊社にも「IOSデータによる模型レスでの補綴物作製」が当たり前になってきました。 非常にIOSでの臨床での結果は良いです! もし、IOSの臨床についてお悩みの医院様があれば、是非ともお問い合わせ頂けると幸いです。 令和元年は、日本におけるIOS元年だと確信しております。

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 さてデジタルとは対極の話になりますが、先日久しぶりに落語鑑賞に行ってまいりました。 鑑賞したのは、弊社から徒歩10分くらいの会場で開催された、月亭方正と月亭八光による寄席です。

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 私は元々落語に興味があり、ちょくちょく寄席に行ったりyoutubeで見たりしています。 落語は、イメージほど堅苦しいものではなく非常に楽しいものです(特に寄席に行って観るとめちゃくちゃ面白い)。 

 今回は仕事が終わってから、弊社スタッフと6人で行ってまいりました。 スタッフは遊びではなく「勉強」として連れて行きました。 

 

 落語は本当に色んな事の勉強になります。 まず何と言っても「話の構成」です。 古典落語は、何百年もの時、そしてたくさんの人の手を経て完璧に構成されています。 これを聴くことは、様々なものの構成にかなり勉強になります。 

 そして、「空気の作り方」なんかも非常に勉強になります。 落語はいきなり本題に入る事はなく、必ず世間話や本題に関係する小咄をします。 これを「マクラ」と呼びますが、この時の空気の作り方は、本題に入ってからも非常に重要な役割を持っています。 そして、やはりプロの話し方や発声は非常に聞き取りやすく、そういった意味でも勉強になります。

 

 スタッフ達は落語鑑賞は初めてでしたが、かなり楽しめたようでした。 鑑賞後に飲みにいった時に、「落語とフリースタイルラップを身につけたら、しゃべりに関しては完璧になる」という結論になりました(笑)。 フリースタイルラップも最近軽く見てますが、これもかなり面白いです! とてつもない頭の回転とボキャブラリー!!

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 さて、これが仕事の何にフィードバックできるかというと、「プレゼン作り」や「資料作り」や「文章の組み立て方」にすごく役立つと思うんです。 歯科のセミナーに行った時に、たまにプレゼンがすごく聴きやすくて面白い方がいらっしゃるんですが、そういう人のプレゼンは非常に「落語的」であることが多いと思います。

 導入部で心を掴み、ちゃんと起承転結がある本題で魅せて、最後は考察という名の「オチ」で落とす・・といった感じです。 そういうプレゼンを作る方は、多分落語を少なからず聴いてるのではないでしょうか?

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 「高収入のビジネスマンの半数以上は落語が好き」というデータもあるみたいです。 やはりサラリーマンの人でも、立場が上がれば人前に出ることが多くなると思うので、そういった意味でもビジネスに応用しているのかもしれません。

 

 古典落語に少しとっつきにくい方は、「新作落語」という現代語で展開されるオリジナル落語もあるので、そこから入ってみたら良いかもしれません。 もっというなら「すべらない話」なんかも現代落語と言って良いと思います(すべらない話も、マクラと起承転結が必ずあります)。

 

 古典落語は色んな人がもちろん同じ話をするのですが、同じ話でもめちゃくちゃ面白い人がいれば、全然面白くない人もいます。 こういう違いを見るのも落語の醍醐味です(漫才ならこんな事はできない)。

 

 笑いのカリスマである松本人志も、やはり落語に多大な影響を受けたと言っています。 動画は松っちゃんが落語について語っているものです。

 

 

 私も実は、落語をいつかは自分でもやってみたいなあ・・・という密かな目標があったりします。 フリースタイルラップは絶対やりたくないですが(怖いから 笑)。


 

 かなりどうでも良い話ですが、私は4コマ漫画家の植田まさし先生のファンです。 昔、私も4コマ漫画を描いていたことがあるのですが、たった4コマで物語を展開するのは非常に難しく、前述の落語と同じく高度な構成能力が必要とされます。

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 植田まさし先生は、そんな4コマを新聞連載で毎日毎日30年以上連載されています(なんと月に60本以上の作品を今でも描き続けている)。 締め切りは前日の昼過ぎらしいですが、植田先生は一度も原稿を落としたことがないとの事です(しょっちゅう納期を落とす技工士は、先生の爪の垢を煎じて飲むべきですね 笑)。

 

 また、1本のネタを作るために、3本以上のアイデアを出してそこから絞っていくとの事!! 凄まじいアイデアの泉・・・。。。 ネタが尽きないのはなんででしょうか?

 

 

 ただ、たまにオチがわかりにくい作品があるのも事実です(笑)。 皆さんはこれらの意味がすぐにわかりますか?? 頭の体操がわりに一度考えてみてください!!

 答えは下の方に書いておきますが、これが本当の答えかどうかはわかりません(笑)。

 ※クリックで拡大

 

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1・・手の握り方が、妹に引っ張られている形になっている

2・・鏡に映ったコボちゃんこそが、おじいちゃんの宝物(おばあちゃんの表情にも注目!)

3・・ビーズアクセサリーを褒めると、欲しくもないのにくれるのをコボちゃんは知っていた

4・・コンセントの形状を見て、コボちゃんは相撲の土俵を思い出した

 

 

 

 

 

 

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