株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所

ACTIVITY / 活動報告

2020-11-29 00:32:00

再コロナの波・男女の色彩感覚・葛飾北斎についてetc・・

 こんにちは、ドラマ「西遊記」で、猪八戒が西田敏行から左とん平に変わった事が気になって眠れない村田です。

 

486359223c22c9ae1b93f7f652f68c66-18-300x232.png

 

           ⬇️

 

7d850af0bbba6842e1b6cef2a3beab34-13-300x256.png

 

 そういえば先日、沙悟浄役の岸辺シローさんが亡くなりましたね。 昔「ガキの使いやあらへんで!」に岸部シローが出演された時に、めちゃくちゃ面白かった記憶があったので、久々に観てみましたが、やっぱり面白かった!

 

 

 この人めちゃくちゃ笑いを解ってるよなあ・・・。。 惜しい人を亡くしました。

 

 さて、最近もなんやかんやとバタバタした毎日を過ごしております。 ご存知の通りコロナが再拡大してきまして、忘年会も無ければ、歓送迎会も一切できない状況となっております。 非常に心苦しいところではありますが・・・まあ、仕方がない。

 

 ただ、世間の声では「忘年会や会社の飲み会は7割が望んでいない」という状況もあるみたいで(笑)、コロナ後の世界では飲み会の存在意義が変わるような気がしてなりません。

 正直、私のような経営者達と話をしても、「今年は忘年会ないから楽やわ〜〜」と口を揃えて言います。 こうなってきたら、忘年会の存在意義って何ですかね(笑)??

 

 最近は「物書き」の仕事が非常に増えてきました。 もちろんこれでお金を稼ぐわけではないですが(笑)、自分自身文章を書くのは結構好きなので、非常に楽しみながら作業させて頂いております。 来年には、色々とご報告できるのではないかと思います。

 


  常日頃、「女性の方が男性よりも色彩感覚鋭いよなあ・・」と感じる事が結構あります。 細やかな色の違いに気付いたり、ファッション関係にも色についてのこだわりが強いような気がしています。

 そこで気になったので、少し調べてみたところ、やはり思った通りでした。 男性には7色にしか見えない虹が、何と女性には「29色」にも見えているとのこと。

 

9122c53716e5ab8ac3ebbbb3e1878c29.jpg

 

 ちなみに私は、昔から虹は3色にしか見えないと思いながら生きてきました。 そりゃあ前歯の色合わせ下手なわけだ(笑)。

 皆さんは何色に見えますか?

 

pixta_12096161_M-1024x633.jpg

 

 ただ、男性の皆さんご安心ください(笑)。 空間認識能力は男性の方が秀でているようです。 なので、「形作る」という作業は男性の方が上手い人が多いみたい。 これは優劣ではなく、DNAに組み込まれた能力差みたいです。

 

 まだ文明が発達以前の時代、男性は狩に行かないといけないので獲物との距離を測る「空間認識能力」が、女性は食べられる果物を判断したり、子供の微妙な顔色で健康状態を判断しないといけないので「色彩感覚」が鋭くなったと言われています(諸説あります)。

 

 なのでこの事実を鑑み、これからの歯科技工という仕事に当てはめると、「新人は必ずこの部署から始める」という考え方よりも、「適材適所」という考え方にすると色々と新たな可能性が出てくるのでは・・と考えられるかもしれませんね(あえて具体的には書きません 笑)。

 


 

 私は芸術的センスは0の人間ですが、なんか昔から葛飾北斎の絵にはすごく魅力を感じるんです。 ベタですが、「富嶽三十六景」は、ずっと見ていられる良さを感じます。

 

The_Great_Wave_off_Kanagawa.jpg

 

 波の表現、躍動感、無駄のない色付け、構図・・・これ、完璧やで・・・。。。

 

 ただ、これは厳密には「絵」ではない事をご存知でしょうか? 基本的に浮世絵というものは「版画」でできているんです。 

 版画なので、この「富嶽三十六景」も、当時は何千枚と刷られたもので、決して1点ものではありません。

 

 北斎は版画の工程の中の「絵師」と呼ばれる人で、いわゆる「絵を描く人」です。 その絵の通りに木版画を彫る「彫師」という人がいて、その版画に色を付ける「摺師」という人がいて、分業制で浮世絵は出来上がるんです。

 

horishi-surishi.jpg

 

 

 下は、摺師が色を付けていく工程(クリックで拡大)。

 

スクリーンショット 2020-11-29 1.42.46.png

 

 

 葛飾北斎は世界的にも非常に有名な人で、あのゴッホにも大きな影響を与えたと言われています。 実際に、ゴッホの絵の背景に浮世絵が描かれていたりします。

 

img04-600x800.jpg 

 

 これは浮世絵を真似てゴッホが描いた絵です。

 

54bcec004b43c7e7f9d6b2357872c223.jpg

 

   これが北斎が82歳の時に描いた自画像。 だいぶヤベー奴だという事が、時の流れを超えて伝わってきます(笑)。 狂気を感じる。

 

hokusai_23.jpg

 

しかし自画像でも分かるように、葛飾北斎という人はだいぶ変わっていたらしく、かなり「芸術家肌」の人だったみたいです。

 

 有名な話で言うと、北斎は全く片付けができなかったみたいで、すぐに家がゴミ屋敷になるので、ゴミで一杯になるたびに引越しを続けた結果、最終的には引越し回数が90回を超えたとの事です(笑)。

 

 また彼は改名を30回もしていて、我々が知っている「葛飾北斎」という名前は、ある一時期に使っていただけのものだという事です。

 

 以下、改名した名前一覧。

 

・春朗

・群馬亭

・北斎

・宗理

・可侯

・辰斎

・辰政

・百琳

・雷斗

・戴斗

・不染居

・錦袋舎

・為一

・画狂人

・九々蜃

・雷辰

・画狂老人

・天狗堂熱鉄

・鏡裏庵梅年

・月痴老人

・卍

・是和斎

・三浦屋八右衛門

・百姓八右衛門

・土持仁三郎

・魚仏

・穿山甲

・画狂老人卍

 

 改名を繰り返し、最後に行き着いた名前が「画狂老人卍」って(笑)。 やっぱり「何か残す人」というのは、ネジが何本か外れているんですね。

 

 実際に北斎の墓には「画狂老人卍」と刻まれています。

 

18089cfdc37d60f70035c5b7fcb74189.jpg

 

 

 私も、5年後くらいに『技工老人凹』という名前にでも改名しようと思います。

 

Calendar Loading