ACTIVITY / 活動報告
こんにちは、貰えるものは病気以外はなんでも貰う村田です。
先日、大阪は難波の戎橋(通称ひっかけ橋)を歩いていたら、「8月18日の朝から何も食べていません」というプラカードを持って、前にお金を入れる箱を置いている男性がいました。 「暑い中大変やなあ・・」と思ったのですが、よく考えて時計を見たら・・・8月18日の午前11時。
思わず「いや・・・朝飯抜いただけやんけ!俺も今日朝飯食ってないわ!!」と言いそうになりました(笑)。 よくよくその男性を見たら、丸々太って血色も良くて結構若く・・・。 吉本の劇場も近いし、芸人さんのパフォーマンスだったんですかね?
さて最近、年々「ファーストインプレッション」が研ぎ澄まされていくような感覚があります。 何か新しいことを始める時や新しく人と出会った時、「成功するか否か」は分かりませんが「合う・合わない」ということはかなりピンと来るようになりました。
もし、学生さんや新しい職場を探している方がこれを見ていらっしゃれば、是非とも職場見学に行った時に感じた「第一印象」を大切にしてほしいと思います。 例えばAとBのラボを見に行って、紙に書かれた条件は明らかにAの方が良いけど、直感で「Bの方が合う」と感じたら、かなりの確率でBの方が良いのではと思います。 まあ、ラボ側としてはBになれるように頑張らないといけませんが(笑)。
ただ、これは非科学的な話ではなく脳科学でも実証されていることらしく、やはり「直感」というものは信用できるものだという証拠だと思います。
https://www.works-i.com/works/series/jintai/detail001.html
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もちろん私はこの記事のレベルにいる人間ではないですが(笑)、今まで直感で感じた後にかなりの時間をかけて悩み抜いた答えを出したとしても、「最初の直感と悩んだ末の答えが同じだった」 ということがほとんどでした。 なので、今は悩む時間が勿体無いので直感を信じるようにしています。
何が言いたいかというと・・・・「何か意思決定をする時に一瞬で答えを出したとしても、決して適当に答えを出しているわけではない」ということを、この場をお借りして弊社のスタッフに伝えさせて頂きたいということです(ここで言う事ではない笑)。
仕事においてはもちろん、プライベートにおいても「臨機応変」ということはかなり重要ではないかと感じることがよくありますし、もっと言うと、実はそれが全てなような気もします。
先日問い合わせしたい事があり、とある業者さんに電話した時のことです。 若い方が電話に出られて聞いたところ、「それは無理です」の一点張りで取り合ってもらえませんでした。
しかし私の考えでは絶対にできるはずだったので、時間を置いて違う人が出る事を期待して電話をかけると、ベテランっぽい人が電話に出られ、こちらの要望を伝えるとすんなり「承知いたしました、おっしゃる方法で対応させて頂きます」ということになりました(一応お伝えしておきますが、決してヤカラをかました訳では誓ってありません 笑)。
おそらく、マニュアルでは若い方の対応は正しかったのかもしれませんが、やはり「臨機応変力」というのは人や組織の「奥行き」を測る上で非常に重要だと感じます。
実は我々の業界にもこういうことはたくさんあって、『●●には無理と言われたけどどうにかならんなあ・・」という相談を受けた際に、『知識と経験と技術と”アイデア”』を駆使すれば、結構色んな難題が解決することがあるんです。
それくらい、歯科技工には色々やり方やシステムがあって、それらをどう組み合わせるかが腕の見せ所だったりしますし、手前味噌ですが、その臨機応変力がウチのラボの自慢だったりもします。
なので、何かに対して「無理だ」と思っても、複数人の人に相談する事をお勧めします。 個人的には、アイデアを絞ってうまく行った時の快感は、何物にも変えられないほど気持ちいいと感じてしまう毎日です(笑)。
写真のように、プロビジョナルやアバットメントを口腔内にセットする時に用いる器具を「ジグ」と呼びます。
ジグのスペルは「Jig」となり、もちろん英語という事になります。 ただ、日本語でも「治具(じぐ)」という同じ音・意味の言葉があり、「たまたまかなあ・・・」と思って調べたら、どうやら英語の「Jig」に当て字をしたものだという事です。 しかし、「治す道具→治具」というのはなかなかうまく文字がハマったなあ・・・と感じた次第です。
他にも英語と日本語で音と意味が似ている言葉は色々あり、例えば
「typhoon」→「台風」
「name」→「なまえ」
「setting」→「設定」
「road」→「道路」
「You tell me」→「ゆってみい(関西弁で言ってみろの意味)」
なんかがあります(タイフーンに関しては、台風と語源が同じという説があり)。
その他にも個人的に不思議に思うのは、「夢」と「dream」です。
日本語で「夢」と言えば、「寝ている時に見る夢」と「将来の夢」の両方に使いますが、英語でも全く同じ使われ方をします。
これは申し合わせた訳ではない訳で、日本人も欧米人も同じ感性なんかなあ・・と不思議に思う訳であります(俺だけかな 笑??)。
あと「ぐっすり」という言葉は、「ぐっすり眠る」とかいう時に使われますが、これは「good sleep」から来ているということは皆さんご存知かと思います。
私ももちろんそう思っていたのですが・・・、実は違うらしいんです。
徳川8代将軍吉宗の時代である、享保10年(1725年)に刊行された『清書帳』という書物に、「ちゃんとここへ来てぐっすりと寝て」という言葉が書かれているとのこと。
1725年は思いっきり鎖国の最中なんで、「good sleep」から引用されたとは考えられない訳で・・・、偶然の一致ということなんでしょうか・・?
個人的にはこういう話はめちゃくちゃ面白く感じてしまいます(俺だけ 笑??)。
さて・・・・今年も夏が去って行ってしまいます。
今年も夏らしいことはほとんどできなかったなあ・・・。。 もっと沖縄で夏を満喫したかったなあ・・・。。
ざわめく街を切るようにトビウオになりたかったなあ・・・(by 夏の日の1993)。
夏の終わりに少しでも夏らしいことという訳で・・・、稲川淳二の怪談でも見ながら寝ようかと思います。
あ、稲川淳二の話題で話を膨らまそうかと思いましたが、だいぶ長くなりそうなんで次回にします(誰が興味あるねん 笑)。