株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所

ACTIVITY / 活動報告

2022-12-31 07:44:00

2022年総括・2023年に向けてetc・・

 こんにちは、4000年に一度咲く村田です。

 

 さて今は2022年の年の瀬、沖縄のホテルでこれを書いております。 というわけで(誰も知らないが自分の中で)毎年恒例の1年の総括です。

 

 まあ毎年言ってますが、今年も早かったですね〜。。 でもまあ、思い返せばなかなか色んなことのあった1年でした。

 

 やはり相変わらずコロナには振り回された1年でした。 弊社ではかなり流行を先取り(?)して2020年の早い段階からコロナ感染者が出たのですが、今年はそんなどころではなく半数くらいのスタッフが一度は感染したのではないかと思います。

 

 私も感染しましたが、幸い重傷者は1名も出ませんでした。 2020年の時はかなりバタつき、敵の正体がわからないし「これ、世間に知られたら風評被害で倒産するんじゃないか」くらいビビりましたが、今となっては「ただの風邪」扱いです。

 

 なんやったんや、あの時期は。。。。

 

 

 

 今年は5月に書籍出版という新たな挑戦がありましたが、自分が思っていたよりも反応はありました。 

 

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 私の耳に届いているだけで、4名の方が書籍をキッカケに歯科技工士の道を目指してくださるという事をお聞きしました(わざわざSNSのDMやお手紙でご連絡くださいました)。

 

 非常に嬉しい出来事でしたが、一方で「人の人生に少しでも影響を与えた」という責任も大きく感じています。 その方々にとって「誤った選択だった」という事にならないように、この業界全体での意識改革を進めていかないといけないと強く感じています。

 

 そして今年は、仕事でもプライベートでも「様々なものが戻ってきた1年」でした。 

 

 ある時期、一斉に自分の元から色んなものが去って行った時期があり、「世界に自分は独りぼっち」のような感覚になった時もあったのですが(今考えたら大袈裟すぎるやろ)、気がついたらたくさんのものが戻ってきていました。

 

 やはり、焦らず真面目にやってたら結局はそうなるものみたいですね。 逆に色んな事が断捨離でき、自分にとって「本当に大事なもの」が見えた期間でもありました。 

 

 アントニオ猪木的に言うと「ちょっと早い年末の大掃除」といったとこでしょうか(笑)。

 

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 今後も「来るもの拒まず、去るものちょっとだけ追う」の精神でやっていこうと思います(結局追うんかい 笑)。

 

 さて、今年は自分にとって非常に良かった事が大きく2つありました。

 

 1つは「(パート・アルバイト含めて)スタッフが誰一人退職しなかったこと」です。 

 

 恥ずかしながら1年通して1人も退職者がいなかったのは、私が開業してから初めての経験でした。

 

 今年退職者がいなかった事に関しては私の力ではなく、現場の雰囲気・空気を作ってくれた幹部スタッフ達の功績が大きいと思います。

 また、数年前から行った数々の社内改革が功を奏したと言っていいのいではないかと思っています。

 

 ただ、12月最終日に事務員が2人去りましたが・・・これは産休であって非常にめでたい話なので決して退職ではありません(笑)。

 「絶対に帰ってきたい」と言ってもらえるのは幸せな事です。 

 

 

 もう1つは「一度も我を忘れて怒ることがなかった」という事です。

 

 去年までは、仕事でもプライベートでも年に何度か我を忘れてしまうことがあったのですが、今年はありませんでした。 まあ周りの人は「いや・・怒ってたけど・・」と思うかもしれませんが(笑)、自分の中では完全に感情をコントロールできている状態でした。

 

 自分の中で、我を忘れた時は「感情を追いかけても追いかけても追いつかない」という状況になるのですが、コントロールしている時は「感情を綱で引っ張って手繰り寄せている」というイメージです。

 

 もちろんイライラすることはまあまああったのですが、一瞬で気分を戻すことができたのも良かったです。

 

 一度だけ年末にとんでもない態度のタクシーの運転手さんに当たってやばかったですが、「これを乗り切れば今年はゲームクリア・・! 色即是空、色即是空・・・!」と念じて我慢しました(笑)。

 

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 まあ私は幼い頃から T-fal ばりに瞬間湯沸かし器なところがあるので気をつけないといけませんが、来年もこの流れを続けていきたいですね。

 

 

 しかし、今年は我ながらなかなか精力的に動いた1年でした(自画自賛)。 特に遠方への出張の機会を大幅に増やし、気がつけば今年1年で130泊以上大阪以外で過ごしていました。 

 

 「事件は現場で起きているんだ!」とは昔流行った映画のセリフですが、頻繁にチェアーサイドに赴くようになり本当にそれを痛感します。

 

 

 我々歯科技工士は、(当たり前ですが)模型上ではピッタリ合うものを作製しますが(ただ世間にはそうじゃない補綴物が多いのも事実ですが・・)、実際にはそれでも口腔内に入れると思い通りにいかない事だらけなんです。 

 

 そうなると歯科医師は「模型上でバッチリでも、口腔内で合わなければ意味がないやろ!?」という事になると思いますが、我々技工士は「模型上でバッチリなもの作っているんだから文句ないだろう?」という事になり、このままではいつまでたっても平行線な訳です。

 

 エラそうなことを言いますが、弊社くらいシビアに作製しても、大きなケースになればなるほどチェアーサイドとの誤差はゼロにはなかなかなりません。 そういう時のために、自分がチェアーサイドに赴き、「ラボとチェアーとの誤差を埋める」という作業が重要になってくるわけです。  

 

 そうは言っても、院内ラボでもない限りなかなか頻繁にチェアーサイドに行ける技工士は少ないと思います。 日頃このような環境を作ってくれるスタッフには感謝です。

 

 まあ、私は一人旅が趣味でもあり、自由気ままに全国津々浦々色んなところに行く状況も楽しんでいます。 それに、私がいないほうがきっと社内の空気もいいと思いますし・・(笑)。 

 

 自虐的に言ってますが、どうしてもラボにいると目についたものに、昭和の姑ばりに言わなくていい意見を言ってしまうこともあるので・・!!

 

 「亭主元気で留守が良い」とは昔流行ったCMキャッチフレーズですが、どうやら会社組織でも同じ事が言えるかもしれませんね(笑)。 

 

 


 

 

 今年の11月に、ずっと恋焦がれていた人にやっと会うことができました。

 

 そう、ダウンタウンの松ちゃんです!!

 

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 小6の夏休みに、ブラウン管の向こう側のダウンタウンと衝撃の出会いをして以来、初めて目の前で見る事ができました。

 

 去る11月3日に大阪の御堂筋で大阪万博のセレモニーがあり、それにダウンタウンが登場してくれました。 当日、ダウンタウンの出演は夕方でしたが、午前中からスペースを確保してずっと待っていました。

 

 私はとにかくせっかちなので待つのがめちゃくちゃ嫌いなんですが、この日は待ちました、とにかく待ちました。 

 

 ”あみん”くらい待ちました。 

 

 ハチ公でも帰るかと思うくらい待ちました。

 

 やっと登場した時は嬉しかったなあ・・・。。 かっこよかった・・。。 

 

 イベントが終わってすぐ、着替えをするテントの前で出待ちをしてできるだけ近くにいきました。 

 

 近くで見る松ちゃんは、「こんなに人って光るんや」というくらい発光していました。 スターってすげえ。 高校の時にテキ屋のバイトで売っていた「折ったら光る棒」を思い出しました。

 

↓自分で撮った写真

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 その日から色んなことにやる気が出てきて、無茶苦茶モチベーションが上がりました。 人に元気を与えられるってすごい事です。 最高の1日でした。

 

 

 あと、今年は井上尚弥の試合を2試合も観れたのは嬉しかったなあ・・。 

 

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 日本人初のPFP1位獲得。 アジア人初の4団体統一。 軽量級での4団体統一は世界初(軽量級は色んな理由で4団体統一は難しいとされている)、しかも4人の王者を全員KOで倒して1本ずつベルトを獲っての統一も世界初。 

 

 漫画でもこんな馬鹿げた偉業は描かれていない、文字通り完全に漫画の世界を超えたアスリート。

 

 おそらく階級を上げたスーパーバンタム級でも難なく4団体統一を成し遂げるでしょう(下手したらたった2戦で統一する可能性も)。 こうなったら、6階級以上制覇してマニーパッキャオを超えてくれ!!!! 井上尚弥ならいける、絶対いける! 

 

 これはあのマイク・タイソンが井上尚弥の試合を観ているシーンです。 

 

 

 

 一緒に見ているタイソンの友達が「53キロ? そんな軽い奴らが戦えるのか? 井上? アイドル歌手みたいに可愛いな。」と軽口を叩きやがります。

 

 それに対しタイソンはバンタム級の奴らは殺し屋集団だ。 井上はモンスターだ。 こいつはやべえ奴だ。。 マニーパッキャオより強い。 こいつは凶暴だ。 モンスターだ・・。。」と答えます。 

 

 アメリカでは軽量級はかなり軽んじられている事実がありますが(フェザー級-約57kg以下はボクシングと認められていない空気がある)、タイソンは完全にヘビー級と同じステージで語っています。

 

 さすがタイソン。 しかしあのタイソンがここまで言うとはなあ・・・。

 

  ただ・・・「凶暴」って・・・・・あんたにだけは言われたくない(笑)。

 

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 余談ですが、たまに社内全体ミーティングでこのような格闘技の話を熱くなってしてしまう時があるのですが、その時聞いているスタッフ達の目がみるみるうちに死んでいき、免許の違反者講習のような雰囲気になってくるんです(特に女性スタッフ 笑)。 

 

 もっと上達しろ、俺の話術・・・(話術ではなく内容の問題かもしれんが)!!

 

 

 

 あと、今年見た映画では「スタムダンク」は最高でした! 今回は高校の時に漫画の切り抜きを持って散髪屋に行ったくらい大好きな宮城リョータが主役で、全てが最高でした。

 

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 結末はわかってるはずなのに感動感動・・、そして泣いたな。。 

 

 まだ行かれてない方もいると思うので内容は言いませんが、是非ともこの「ピアス」という井上雄彦先生の読み切り作品を見てから行かれることをオススメします。

 

 

 沖縄で2回目を観ました。 というか沖縄で絶対観たい内容だったんです。 

 

 中学生の頃は晴子ちゃんが可愛いと思っていたんですが、今見たら彩子ちゃんの方がぶっちぎりで良い女ですね。

 

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 まあ今回の映画では、リョータのお母さんが一番グッときましたが・・・これは自分の年齢考えると当たり前か(笑)。

 

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 10-FEETの曲も最高でした。 ちなみにバスケットゴールの高さはちょうど10-FEET(305cm)です。

 

 


 

 

 てな訳で、色々ありましたが2022年は終わりました。 まあ反省点も多々ありますので、点数をつけるとすれば68点といったところでしょうか・・・。

 

  今QDTで連載しているコラムは、ありがたいことに来年も続くこととなりました。 最初は1年で終わると思っていたのですが、書いているうちに気がつけば2年経っていました。 とは言え、来年の何月まで続くのかは自分でもわかりません(笑)。

 できるだけ単体で別冊か単行本を出して頂けるボリュームまでは持っていけたら・・・。。

 

 はい、お察しの通りこれはアピールです、クインテッセンス出版さん(笑)!!

 

 最近は海外からのお客さんも増えてきて、色んな話をその方々からお聞きするのですが、その度に自分の視野がかなり狭くなっている事に気付かされます。 来年はできるだけ外に出ていき、色んな刺激を受けていきたいと思っています。

 

 先日気になるニュースがありました。 「最近、ホワイトすぎる職場が緩すぎて成長できないと感じ、自身の将来を不安に感じて退職する若者が増えている」という内容です。

 

 実際のニュース記事

 

 もちろんニュースの内容を、全部が全部額面通りに受け取ってはいけないと思いますが、「確かになあ・・・」と思う節があるのも事実です。

 

 若者の中にも、「今のうちにしっかり頑張って将来に繋げたい」と思っている人はたくさんいます。 若者みんながみんな、「緩い環境でテキトーに仕事して楽して稼ぎたい」とは考えていないと思います。

 

 若者も馬鹿じゃありません、「一度っきりの人生、このまま甘いだけの環境で終わるのはヤバい」という事に気付いている人も多いということです。

 

 実際自分も、「もし20代30代を、負荷のかからないユルユルの環境で過ごしていたら・・・」と考えたら、ホ〜〜〜〜〜〜・・・・・ッンマにゾッッッッッッとします・・・・!!

 

 怖いな怖いな〜〜・・・

 

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 組織として重要なことは、「負荷をかけない」ことではなく「適切な負荷をかける」ことだと考えています。

 

 実際に今年は、すぐに壊れてしまいそうなくらい弱く小さく見えた若者達が、がむしゃらに負荷に打ち勝ち乗り越えていく姿を、たくさん目撃し確認しました。 

 ちょっと彼らをみくびっていたのかもしれません、これは大いに反省点です。

 

 ただ、これから企業側は「限りなくホワイトかつやりがいのある仕事がある環境」という状況を作らないと、リクルートもスタッフの定着も難しい時代になることが予想されます。 

 

 ラボ経営者の皆さん、これはなかなか難しいゲームがまた始まりますよ・・・。。。

 

 弊社としては、今後も「努力が形になる組織作り」をしていきたいと思う次第です。 

 

 

 

 ↓これは今年すごく心に沁みた動画です。 松ちゃんと同じく、私が小6の夏休みに兄に聞かされたカセットテープで衝撃の出会いをした甲本ヒロトの動画。 

 

 

 

 そうなんです・・・。 やりたいことをするためには、やりたくないことをしないといけないんです。。 

 

 ヒロトほど自由気ままに生きていそうな人でもそうなんですね、なんか勇気が湧いてきます。

 

 しかし、なんという説得力。 さすがヒロト。

 

 

 来年はスタッフ全員で大宴会できるようになることを夢見て、2022年を終えたいと思います。

 

 

 それでは来年もよろしくお願いいたします!!

 

 

  

 

 

  しかしさすがにちょっと文章長すぎるな。。。

 

 来年はもうちょっとこまめにコラム書こう。。

 

  

 

 

  

 

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