ACTIVITY / 活動報告
こんにちは、ちょっと引くくらい村田です。
さあ2023年も始まってはや半月が経ちましたが、今年はベン・ジョンソンばりのロケットスタートを切ることができました(古っっっっっっっっ!!)。
例年は年始はかなり仕事も少ないのですが、今年は年始からたくさん仕事依頼を頂いております。
本当に「仕事がある」というのはありがたいことです。 特に私は開業当初は「全く仕事がない」という地獄の期間を経験したので、仕事がある事ほど幸せを感じる事はありません。 決して安いとは言えない弊社にご依頼頂けている事に、心からの感謝しかありません。
先日は技工士が集まる新年会に参加させて頂きました。 総勢44人もの方々が集まり、年齢層も20代30代の若い人達がたくさん参加されていました。
非常にみなさん前向きな人たちばかりで、本当に良い刺激と元気をいただく事が出来ました(いつものことながら酔いすぎて忘れてしまってることだらけです、ご迷惑をおかけした方がいらっしゃれば、この場をお借りして謝ります 笑) 。
ちなみに私は若い時から、「最後は人脈がものを言う」という強い信念と確信があり、20代30代はとにかく人が集まる所に行って命懸けで人脈作りをしていました。
まじでその1点にバロメーターを振り切っていたような感覚があり、当時は「どこに行っても村田がおる」とよく言われたもんです(「技術がある」ということは当たり前であって、それプラスαの能力が欲しかった)。
自分で言うのもなんですが、この業界では私はちょっと引くくらい顔が広いのですが、それはその頃の賜物だと思っています。 そして信念通り、ことあるごとに様々な局面で「人脈」に本当に助けられてきました。
最近は「若い人は飲み会に参加したがらない、特に会費を払ってまでは絶対に参加したくない」という声を多く聞いていましたので、本当に今回は意外でした(みなさん会費を自分で払って参加されていました)。 まだまだ「こういうところで人脈を作って情報を得たい」と思っている若者達はたくさんいるみたいです。
まだまだ捨てたもんじゃないぜ、日本の技工士業界!!
さて、毎年年始は個人的に色々と目標を立てるのですが、今年ももちろん色々あります。 ただ全部言い出すと書ききれないくらいあるし、半分くらいは達成できない事もあるのも現実なので(笑)、いくつかピックアップしたいと思います。
ちなみに私は霊的な事は一切信じませんが、「言霊」の効果は信じていますし効果を体験したこともあります。
まず仕事に関しては、今年は海外に行く機会を増やして、知識・刺激・アイデアなんかの収集をしていきたいと思っております。 視野を広げ、業務とサービスに還元していきたいと思います。
まずは2月にベトナムや!!
QDTの連載もいい感じに続きそうです。 年末年始は沖縄にいたのですが、沖縄の風は私に創作意欲を掻き立ててくれるみたいで、休みの間に実に今年の秋までの分が書き終わりました。 これは自分でもビックリしました。 なので、秋までは続きそうです(全部採用されればの話ですが 笑)。
あと今年は初めて「日本国際歯科大会」のオファーを受けたので、それもしっかり準備して臨みたいと思っております。
https://www.quint-j.co.jp/web/JDA2023/
思い起こせば30代前半までは、歯科業界のオリンピックである日本国際歯科大会に登壇することをモチベーションに頑張っておりました。
しかし私は結構早い段階で「作り手」という立場から手を引いて経営に専念するという道を選んだので、正直「お声がかかる事はないだろう」と、その目標すら忘れていました。
しかし思いがけない角度から今回オファーを頂く事が出来ました。 普段若い人たちに「自分で自分の足元に線を引いて行動の制限をするな」と言っておきながら、「これ以上前に出ないように」と足元に線を引いていたのは私自身でした。
これは反省!!
さて講演内容は何にするか・・・。 というか、どんな内容が自分に求められているのか・・?
よし・・・・決めた。
今回は「前歯部単冠症例のシェードマッチング」にいたします。
↑ 一応言っておきますが・・・冗談です。 こんな「大仁田厚がボクシングの公式戦に出る」みたいな事するわけがありません。
あと他にも色々ありますが、今年は仕事に関してはかなり精力的に動けそうです。
プライベートでも色々やりたい事があるのですが、今年はコロナの影響も薄れてくるので、「初めての事」を色々体験してみたいなあと思っています。
去年フルマラソンを走ろうかなあと思う事があったのですが、色々あって断念しましたので、今年はやってみたいなあと思っています。
生きているうちに「富士山登頂」と「フルマラソン完走」はやっておきたいんです。 ちなにみ富士山は〜年に登頂しました。 そして、2度と富士山には登らない(なん〜〜〜〜〜〜〜っっっっにも面白いことも良い思い出もなかったので 笑)。
ただフルマラソンを走るには、このボディでは無理だと思うのでかなり絞らないといけないかなあ・・・。。
あとは「宝塚歌劇団観賞」も体験したいなあ。。 たまたま今、とある宝塚歌劇団の女優さんの補綴物作製を手掛けておりまして、完成したら是非とも彼女の舞台を観てみたい。
どんな世界観なのでしょうか?? 意外とどっぷりハマったりして(笑)。
ちなみに年始、「どうせなら自分に一番似合わない事を」ということで、1月3日に人生初のサーフィンをやってみることにしました(笑)。
ある人と話していて、「沖縄ではサーフィンスポットがあって、冬でも体験する事ができるよ」とお聞きしたので、早速行ってみる事にしました。
糸満という所にあるサーフショップに行き、色々レンタルしてスポットに連れて行って頂きました。
しかしまず体に合うウェットスーツを探すのが大変でした。
私の体型は肩幅に合わすと腕と足がめちゃくちゃ長くなってしまい、オバQの「ハカセ」みたいになるんです(笑)。
かといって腕と足の長さに合わせると、肩と背中が窮屈すぎて拘束衣のように動けなくなり・・・・!!
なんちゅう不便な体型や。。
まあなんとか妥協してウェットスーツを着込み、「スーサイド」と呼ばれるサーフィンスポットに。
ちなみにスーサイドとは直訳すると「自殺」ですが、戦時中にこのビーチで集団自決があった事から、米兵がそう呼び始めたのが由来との事(縁起悪すぎるやろ・・・)。
正直、個人的にサーフィンに対しては「砂浜でイケてる男女がファッション感覚でハシャギながらやっているナンパなスポーツ」というイメージがありましたが、今回そのイメージは見事に払拭されました。
まず、スーサイドには砂浜なんて無く、「岩とカチコチのサンゴ」のみ。
裸足で歩くと激痛が走り、常に「尖った足ツボ石」の上を歩いている気分。
やってる最中も危険と隣り合わせで、もし大きな波に飲まれてサンゴだらけの海底に打ちつけられたら、顔なんて打とうものなら血まみれになるでし、先の尖ったサーフボードが顔に当たったら大変な事になるでしょう(実際に大怪我をするサーファーはたくさんいるらしいし、あらゆるマリンスポーツで一番事故率が高いらしい)。
また、サーフィンをしている人達に会話なんてなく、ひたすら何時間も「波と向き合っているだけの時間」が流れていました。 自分の波乗りが終わったらすぐに帰る、といった感じです。
その空間には「ナンパ」という言葉は一切なく、ひたすら「ハードコア」な時間が流れていました。
思ったより年配の方が多かったのも意外でした。
で、私はというと、やはり全然最初はうまくいきませんでした。 こんなに難しいものだとは思いませんでした。
最初はどうも波に逆らうような動作をしていたみたいで、何度も失敗するうちに「自然に逆らおうとしても無駄だ、これは波と一体化しないといけない」という事が段々分かってきました。
ジョニー・ジョースターが馬の力を利用し、自然から黄金長方形を見出して大統領に「爪弾」を食らわした時のごとく、私も波の力を利用して黄金長方形をイメージしながらボードに飛び乗りました(こんな説明で誰が分かるねん)!
その時の画像がこちら・・・・(インストラクター撮影)!!!
・・・立った、立った、クララが立った・・・・・!!!!
なんとか立つことに成功しました。 しかしなんというガリ股!!
他の方々は長時間されていましたが、私は2時間ほどで全体力を消耗してギブアップしました。
その夜飲みに行ったのですが、本当に疲れ果ててしまい早々に切り上げて爆睡しました。 私は不眠症の気があるので普段は眠たくなるという事が全くないのですが、この日は久々に恐ろしい眠気に襲われました。 「眠たくなる」という事がこんなに気持ちいという事を久々に思い出しました(笑)。
というわけで私の「初めての波乗り」は散々な結果になりましたが、非常に良い経験になりました。 またやるかはわかりませんが・・・。
ただ、同じグループの小学生の女の子がすごく上手で、くじけそうな時にその子に励まされながら頑張ったのですが、嬉しいと同時に「小学生に励まされてる・・」と非常に悔しい気持ちも芽生えたので・・・(ちっさいプライド・・)。。
そのうちリベンジするで・・・!!!
これからは全てのサーファーをリスペクトする事にします。
さて「今年は海外にも目を向ける」と前述しましたが、実は私は海外がそこまで好きな訳ではないんです。 ただ「新しい何か」を得るには外に出る必要があり、どうしても行かざるを得ない訳です。
正直日本にずっといた方が居心地もいいし、なんの苦労もありません。 行ったら行ったで心配事も多くなるし、必ずなんらかのトラブルが起こります。 改めて日本は良い国です。
また、自分が海外に行った時は当たり前ですが私は「外国人」となる訳で、そこでやっぱり嫌な思いも少なからずする事になる訳です。
はっきり言いますが、やはり「人種差別」は今も確実に存在します。 国によっては、なかなかここにも書けないような扱いを受けることもしばしば。
私はアメリカに住んでいた時もあるのですが、その時もやっぱり少なからず差別を受けた事もありますし、「白人と黒人の確執」というのを目の当たりにした経験があります。
その度に、なんとも言えない悲しい気持ちになるんです。 基本的に肌の色が同じ人しかいない日本にずっといたら味合わない感覚です。
先日、『SKIN』というアメリカの短編映画を観ました。 ネオナチでレイシストの白人男性が黒人男性に因縁をつけるところから物語は始まります。 最後に黒人から復讐を受けるのですが、それが衝撃的で・・・。
これは2018年のアカデミー賞の短編映画賞を獲得した作品で、確かにかなり見応えがありました。 たった20分の映画ですが、この短い時間にこれだけの内容を描けるのは凄い。 色々考えさせられました。
Netflixで観れるので、よかったら観てください。
↓
もしよければ・・・・、『SKIN』を観た後にこの千原ジュニアの動画もご覧下さい。
これはこれでかなり衝撃・・・・・!!