ACTIVITY / 活動報告
こんにちは、魁!村田塾 塾長こと村田彰弘です。
先日とあるホテルに漫画がたくさんあったので見てみると、「魁!男塾」の続編である「真!男塾」があったので手に取ってみたら、夢中になって読みふけってしまいました。
作品によると、男塾塾長の江田島平八は田中角栄とドナルド・トランプと戦後の男塾の1期生で同期だったということがわかりました。
これまた続編である「極!男塾」では宇宙空間で宇宙人と戦っていました。
・・・無茶苦茶や。。 もうなんでもありやな(笑)。
さて、この春から大阪セラミックトレーニングセンター(トレセン)宮崎校に通っていますが、やはり思った通り非常に楽しいですね!!
正直気力的・体力的にしんどい部分はありますが、こういう場所じゃないと出会えない人達と色々関わることができるのが本当に幸せだと感じています。
4月1日から毎日カービングを行なっていますが、この年になってもまだ成長できることを実感しております。
2ヶ月毎日カービングをやってきて感じたことですが、どうも自分にとってはカービングはストレス発散にもなり得ているような気がします。
私は結構色んなことを考え込んでしまうタイプなんですが、カービングは「0.01ミリのせめぎ合い」をしないといけないので集中する必要があり、その時はちょっとでも仕事の事から離れている自分がいます。
経営者の方ほどカービングをやった方がいいと思うんですが、、、日本全国のストレス抱えたラボ経営者の皆さんいかがでしょうか(笑)?
あと宮崎で関西以外の方々と接する中で感じた事なんですが、どうも大阪人特有の「早く鋭いツッコミ」は少々関西以外の方(特に若い方)には怖く感じる事もあるようで・・・。
『ツッコミはスピードと音量が重要』という持論があるのですが、それも今後は気を付けなくてはいけないと感じる次第です(笑)。
自分の今までの社会人生活を振り返ると、「ライバル」の存在がかなり重要だったように感じます。 何かが一気にレベルアップした時には、必ずそばにライバルがいたような気がします。
実際のところ、トレセンに行ったのはそんなライバルが欲しかったということもあります。
さて先日、社内でも有志が集まり「魁!!村田塾」と称してカービング企画を行いました。
トレセン大阪校の方々もお越しくださり、休日の午前中に石膏カービングの歴史や意義、実際に行う方法なんかを説明した後、みんなで集中して90分間カービングを行いました。
ただ「魁!!村田塾」と申しましても、決して私がカービングを教えるわけではないんです。 この1年私がトレセンに通っている間に、一緒に集中してカービングするという企画なんです。
というのも、社内にもライバルが欲しかったんです。 正直、若い頃と比べて私も集中力が無くなってきているのを実感しています。 おそらく老眼もきてると思います。。
石膏カービングに関しては臨床年数はあまり関係なく、新卒の人でも私よりも上手いカービングを彫る人もいると思います。 そういう作品を目の当たりにし、自分のモチベーションの炎の燃料にしたいんです。
スタッフの皆さん・・・・いつも俺からエラそうに上からもの言われて腹立つやろ・・?? 理不尽に命令されて納得いかんやろ・・・?? 今こそ俺をギャフンと言わすチャンスですよ・・・(笑)??
まあそれは冗談として(冗談でもないけど)、カービング技術は臨床に直結することはもう言わずもがななので、新人であっても素晴らしい作品を彫れた人にはやはりそれなりのチャンスが巡ってくるのは確かだと思います。 ⇦はい、スタッフへの個人的なメッセージです(笑)。
ただ、私もスタッフに負けないように頑張らないと立場がなくなるので死ぬ気で頑張ります。。。
もちろん引いては、この「競い合い」をラボのレベル向上に繋げていくのも大きな目的です。
というわけで株式会社LAZARUS、これから最強の補綴屋集団になることをここに宣言いたします!!
さて先日3年半ぶりに韓国に行きました。
目的は『SIDEX』というデンタルショーへの参加です。 できるだけこのSIDEXとドイツのIDSは行くようにしていたのですが、コロナでなかなかいけない日が続きました。
目的としては、デジタルデンティストリーに関しては韓国の方が日本よりも進んでいるのでその辺りの視察です。
ここで色々見ることにより、近未来の日本の歯科業界を予測できるというわけです。
しかし、正直目新しいものはあまりなかったように感じます。 デジタルの技術革新は一旦頭打ちして落ち着いたように強く感じました。 今後は『デジタルプラスα』ということをラボサイドは意識していく必要があると思いました。
そんな中でも、少し興味深かったものを。
3Dプリンターでジルコニアをプリンティングするプリンターなんかもありました。 面白いとは思うのですが、やはり強度が気になります。
どうもプリンティングしたものは、ミリングしたものがミリングに比べて脆弱傾向にあると日頃から感じております。
他にも50度の角度補正ができるシステムがあったり、クリップの要領でパチン!と上部構造をセットし、外すときはリムーバブルドラーバーで外すという補綴システムなんかもありました。
https://twitter.com/i/status/1662330212569477120
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リンク先にブースで撮影した動画があります。
やたら排唾管を固定するシステムが多く出店されていましたが、聞くと人材不足の日本でも密かに人気が出ているらしいとのことでした。
海外のデンタルショーでは器具の叩き売りみたいなコーナーがあったり、アルコール含めたドリンクや食べ物が盛大に振る舞われたりします。
その気になれば腹一杯&ベロベロになれます(笑)。
あと嬉しかったのが、QDTが韓国語に訳されて販売されてたのですが、私の連載もしっかりハングルに訳されて載せて頂いていました!!
ただ・・・この号の注釈はどのように訳されているのか気になります・・(笑)。 韓国人の人に「プリプリ」はわからんと思うので、恐らく端折られてるんだと思いますが(笑)。
※クリックで拡大
今回のSIDEX は歯科医師会が主催なので、どちらかと言えばドクター向けのデンタルショーでした。
7月には「KDTEX」というデンタルショーがソウルで開催されるのですが。そちらは技工士向けとなります。
行きたいのですが、どうしてもその日程は日本でセミナーがあり行くことが出来ません。。
今回久々に海外のデンタルショーに参加し、やはり「現地に行って情報収集する」ということの重要性を感じました。
また、久々にお会いする方々もたくさんいて、かなり充実した韓国視察でした。
そして今回は1日オフを頂き朝鮮戦争の歴史を学んだのですが、長くなりそうなんでそのレポートは次回に・・・(笑)。