ACTIVITY / 活動報告
こんにちは、ムラタ・ザ・彰弘です。
さて人の感情は「喜怒哀楽」の4つがあると言われていますが、この6月は個人的に珍しく『怒』の感情が多い1ヶ月でした。
ここ数年は我を忘れて怒ることがほぼなかったので(自分が成長したのか周りの人たちが気を遣ってくれているのかわかりませんが笑)、そういう意味ではなかなかしんどい6月でした・・。
ある日なんかは、自転車二人乗りしてる中学生が私の目の前でジュースの空き缶を道端に投げ捨てたので、思わず
『コラ待てクソガキ!!! 拾えアホンダラ!! 何を※¢♯$★しとんねんッッ!! 』
と怒鳴ってしまいました。
まあその時は素直な子だったので良かったのですが、ヤンチャなガキならオヤジ狩りされる可能性もある訳で・・・。
「あんな言い方しなければ良かった・・・。 そもそも何も言わず自分で拾ってゴミ箱に捨てれば良かった・・。。」と反省した次第であります。
「オヤジ狩り」と言えば大和田伸也さんですね。
この人3回も狩られてるらしいです。 この人面白いからめっちゃ好きなんです。 ちゃんと笑いをわかってらっしゃって、本当に面白いと思います。
話を戻しますが、もちろん他のことも自分としては闇雲に怒ったのではなく、自分の中にある「正義」「筋」「常識」を大きく逸脱された結果ではあります。 たまに、本当に理解のできない行動をとる人というのは一定数存在するんです。
ただ・・・やはり怒った後は気持ちが落ち込んでしまう自分がいるわけです。
なんか昔と違って、怒ることに対するエネルギー消費量がえげつないことになってる気がして、怒るとものすごいしんどいんです。 これも「老い」ってやつか・・・。 出来ることならなるべく心穏やかに過ごしたいもんです。
たまに街中で独り言でずっと怒っているジジイなんかがいますが、あれって凄いエネルギーやと思うんです。 あのエネルギーをうまくまとめて電力に変えれたら、多分日本の電力不足問題は一気に解決しますよ(笑)。
先日電車でそんなジイさんがいてみんな避けてその人の隣が空いてましたが、一度「何を言っているのかちゃんと聞いてみよう」と悪い好奇心が暴発していまい、あえて隣に座ってみたんです。
聞いていたらもちろん支離滅裂なことも言ってはいましたが、途中で岸田政権に対する憂いを語り出した時は、税金に対してなかなか的を得た意見を言っていてちょっとビックリしました(笑)。
そういえば関係ないですが、以前千原ジュニアが「喜怒哀楽の ”喜” と ”楽” の感情がかぶってるので、喜怒哀 "素” にすべきや!」と力説していましたが、私も本当にそう思います。
キン肉マンの人気キャラであるアシュラマンには、「怒り(怒)」「冷血(素)」「笑い(喜 or 楽)」の3つの顔があります。
ただ、サンシャインに優しくされた時には全ての顔が「泣き(哀)」になるので、やっぱりここでも「喜怒哀素」が正しいと言えるのではと思うのです。
・・・・このシーンは、当時でも笑って観てました(笑)!!
アシュラマンちょっと泣きすぎやって・・・・。。。。。
さてキン肉マンの話が出ましたが、なんと来月からキン肉マンのアニメ新シリーズが地上波で放送されることとなりました!
キン肉マンは私が小学生の頃に36巻で連載終了し、その後でキン肉マン達の子供達が活躍する「キン肉マン2世」というシリーズが開始しました(まあそれ以外にも「ゆうれい小僧がやってきた!」「蹴激手マモル」「SCRAP三太夫」「ライオンハート」等の作品があるのですがこれは置いといて・・)。
キン肉マン2世も悪くはなかったし人気あったのですが・・・・正直私はやはり本編の方が好きでした。
それでキン肉マン2世が連載終了した後、次はどんな作品を描くんだろうと思っていたら・・・、なんと36巻から24年の年月を経て、37巻から新たに再開という運びとなったのです。
これにはびっくりしましたね・・・!!
で、これがまためちゃくちゃ面白いし、絵もめちゃくちゃ上手くなっていて最高なんです。 普通漫画家は歳を重ねると絵が下手になっていく方が多いのですが(決して「キャプテン翼」の高橋先生のことではありません 笑!!)、作画担当の中井先生は本当にすごいと思います(今でも研鑽の為に、身分を隠して絵画教室に通っているらしい)。
そして今回ファンからの熱心なラブコールの結果、7月7日からアニメ新シリーズの放送が決定されたのです。 小学校1年の自分に、「40年後にアニメ新シリーズが開始するぞ」と伝えたら腰抜かすでしょうね(笑)。
今回は声優にキン肉マンファンのお笑い芸人さんも参加されていて、「ウルフマン」をケンドーコバヤシが、「ビッグ・ザ・武道」を麒麟の川島さんが務められます。 これは楽しみや!!
年甲斐もなくワクワクが止まりません!!
私は野球にはあまり興味がないのですが、先日元ジャイアンツでメジャーリーガーの上原さんと一緒に子供時代から野球をやっていた方に話を聞いて、それがすごく興味深かったので紹介します。
私はメジャーリーガーに行くような人というのは、全員野球エリートばかりと思っていたのですが、上原さんは「雑草魂」の異名が示すように、かなり波瀾万丈の野球人生だったんですね。
もちろん小学校時代から野球は上手かったらしいのですが、中学時代は野球部が無い学校に進学したので、上原さんは陸上部に所属していたとのこと。
高校は野球部に所属したのですがその高校は野球の強い高校だったらしく、なんと上原さんは3年間ずっと補欠だったとのこと(チームとしても甲子園には一度も出場できなかった)。
後にメジャーリーグで大活躍する人が補欠だったとは驚きです。
当然プロ野球選手になる気持ちは全くなく、大学も体育教師を目指して体育大学に進学します(実際に体育教員免許は取得されます)。 ただ、大学も野球推薦とかではなく、リアルに1年浪人して勉強で合格するんです。
そして大学では趣味で野球部に所属するのですが、2年の時にある人と出会って大きく運命が変わっていきます。
その野球部のコーチ?の人が上原さんの才能を鋭く見抜き、「お前は絶対にプロになるべきだ」と助言します。 そこから体育大学という環境をうまく利用し、その人と一緒にピッチングフォームや力の入れ方なんかを科学的に検証していき、その結果一気に才能が開花したらしいです。
近くで見ていた人達は、「1年次と2年次では全く違うピッチングで、同じ人が投げる球だとは信じられなかった」と言っていたらしいです。
そこからは皆さんご存じのとおりジャイアンツに入団し、WBCで日本代表に選ばれ、さらにはメジャーリーグで大活躍するまでに至ります。
「たった一人の人との出会い」が大きく運命を変えたわけです。
話を聞いた方は、「日本には才能はあっても、良い出会いがないだけで埋もれてしまっている人達がいくらでもいる」と言っていました。
大谷翔平選手なんかも、やっぱり奇跡的な出会いがないとあそこまでいかなかったのではないでしょうか。 もちろん本人の才能と努力は不可欠ですが、それだけではあそこまで行くのは無理だと思うんです。
でもこれって、どんな業界でも言えることではないでしょうか? 成功してる人達に話を聞くと、例外なく「良い出会い」のエピソードを持っているんです。 そして成功者はほぼ100%の確率で「自分は運が良い」と言います。
もちろん我々の業界でも同じで、「良い出会い」はその後の技工人生を大きく変える力があると思います。 特に若いうちに良い出会いをすることはその効力が大きいと思います。
ただ良い出会いをするには、部屋やラボにこもっていてはダメなのは言うまでもありません。
「人生、出会うべき人には必ず出会う。 しかも一瞬遅からず、早からず。」
これは哲学者の森信三さんという方が残した言葉ですが、自分も本当にその通りだと思う次第であります。
この言葉は非常に有名ですが、実はまだこう続くんです。
「しかし内に求める心なくば、前眼にその人ありといえども縁は生じず。」
要するに、誰でもみんな「良い出会い」は必ずしているんですが、自分から進んで求める気持ちがなければ、せっかくの出会いはなんの意味も持たなくなるという意味です。
やっぱり常に心のアンテナはビンビンにしておきたいものです。
ただ・・・・そんなことよりキン肉マンのアニメが楽しみで仕方ない(笑)。