ACTIVITY / 活動報告
こんにちは、救急車のサイレンを聞くとつられて鳴いてしまう村田です。
さて、今回はAmorphousセミナー企画第3弾!! 藤尾明氏と青木健治氏の最強タッグによる模型診断セミナー、名付けて
『術前の緻密な検査診断が、とんでもない難症例の補綴を成功に導くただ一つの道である』
※写真クリックで3枚とも拡大
どうでしょうか、このタイトル。 我ながらなかなか良いかと(笑)。
お察しの通り、あのイチローの名言「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道である」からインスパイアされました(決してパクリではありません、多分 笑)。
大阪SJCDテクニシャンコースや大阪セラミックトレーニングセンター他、数多くの咬合や審美の研修会でインストラクターとして活躍されているお二人ですが、今回の内容はお二人としても初めての試みとなります。
藤尾氏と青木氏は、言わずと知れた咬合治療の第一人者である本多正明先生のクリニックで長年修行され、その圧倒的な技術と知識に裏打ちされた素晴らしい補綴物は、名うての臨床家たちを大いに唸らせてきました。
そんな両氏がかねてから構想を温めていたものの、なかなか開催までに至らなかった今回のコースを、Amorphousがお手伝いさせて頂く形でこの度初めて皆様にお届けできる運びとなりました。
大きなケースになればなるほど事前準備や専門知識が必要となり、歯科技工士と歯科医師が共通のコンセプトで持って同じゴールを目指すことが重要となります。 そのためには、歯科技工士にも診査診断力や矯正の知識が不可欠となります。
レクチャーでは、その辺りの「複雑な症例を手がけるにあたり、歯科技工士が必ず持っておくべき知識」を伝えて頂きます。
またハンズオンでは、実際に臨床の矯正のセットアップ模型を使って受講生の方々に歯を動かして頂きます。
そして「デジタルマッチング法」を使って術前術後の違いを視覚的に明確にし、矯正前の段階から最終ゴールを見据えたインプラント埋入位置を設定する方法をお伝えします。
なお、今回はだいぶアドバンスな内容になるので、来て頂く方に参加条件を設けさせて頂きました。
1・臨床経験5年以上の方
2・SJCDテクニシャンコースやその他、咬合や矯正のコースの受講経験のある方
3・日常臨床で、フルマウス技工や検査診断といった仕事をされている方
これら3つ全てではなく、どれか一つに該当されていれば問題ありません。
また、使用する咬合器は恐縮ですがKAVOとパナデントどちらかに限定させて頂きます。 これらの咬合器に、咬合平面板を使ってマウントして頂きます。
もしこれから購入される場合は、カボはプロター3以上で、パナデントはモーションアナログを0.5mmとマグナムスプリットに変更してください。
カボの種類(画像クリックで拡大)
パナデントのパーツ(画像クリックで拡大)
咬合器についてわからない方は、気軽にお問い合わせください。
「ワンランク上の診断力」を身につけることができれば、決してフルマウス症例の補綴は必ずしも難しいものではなくなると思います。
ご登録は、下記のQRコードもしくはID「@140nnfsq」で検索して頂くと『Amorphous 25/6/21.22』というLINEアカウントが出てきますので、そちらからメッセージ下さい。
追記 ※おかげさまで満席となりましたので 、キャンセル待ちとさせて頂きます。第2回にご期待ください!!
余談ですが、お二人と私は非常に長い付き合いで、特に藤尾氏とのお付き合いは私が技工士学校に通っていた時に遡ります。
当時私は神戸の三宮にあるラボにアルバイトとして勤務していたのですが、そこの直属の先輩と藤尾氏が小学校からの友人でした(それも地味にすごい話だけど 笑)。
当時藤尾氏は、そのラボの道を挟んだ目の前にあったクリニックの院内ラボに勤務されてたのですが、夕方のバイトが終わった後に、ラボの先輩と藤尾氏と3人で三宮の焼き鳥屋に行って熱く技工談義に花を咲かせたもんです。
もちろん、当時は二人とも若かったしお互いかなりクセのある人間なので(自覚はあるんです 笑)、時には(というかしょっちゅう)ケンカ・・・ではなかった、議論しながら語り合ったのも今となってはいい思い出です(ちなみに一度もディベートで勝ったことはありません 笑)。
青木氏とも、お互いがまだ開業する前から夜な夜な色々と夢を語り合った仲です。
そんな彼らと、今回このような形でイベントを企画できるのは感慨深いですね。
このセミナーも一回で終わらせるのではなく、ブラッシュアップしながら継続的に続けていけたらと思っております。
今回の内容は、私としてもラザロとしても非常に聞いてみたい内容です。 お手伝いしながら、ラボ一同存分に勉強させて頂こうと思っております。
しかしお二人の作品、見れば見るほど素晴らしいですね・・・。。。
※藤尾氏のこの作品は、先日の日本臨床歯科学会(SJCD)合同例会にて見事入賞されました!!
どうして彼らは『かくも難しい』ケースを『かくも容易く』そして『かくも美しく』仕上げることができるのでしょうか?
形態修正が上手いから? 築盛技術が高いから? ディベートが強いから??
その答えは・・・・・是非ともお越しになってお確かめください!!!