株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所株式会社LAZARUS(ラザロ) - 大阪市中央区本町の歯科技工所

ACTIVITY / 活動報告

2025-08-16 14:14:00

ダラダラの夏休み・出口戦略・色々と想ふことetc・・

 こんにちは、うまい棒は「めんたい味」に限る村田です。

 

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 なぜかここに来てうまい棒にハマってしまい、最近よく買って食べています。 

 

 ホンマ「うまい棒」の名に恥じない美味さであり、身体に良くないは分かっていながらなかなか辞められんのですわ・・。

 

 しかしこのキャラ、昔からあの国民的大スターにそっくりやなあ・・と思っていたのですが、なんと2017年に正式に「うまえもん」というネーミングになったらしいです。

 

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 開き直りもここまでくると清々しい・・(笑)。

 

 

 ちなみに妹もいるのですが、妹はこれ。

 

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 名前は「うまみちゃん」

 

 

 そこは名前だけではなく、見た目もドラミちゃんに近づけてほしかった・・・(笑)。。。

 

 

 さて、弊社は夏休みは今回長めに頂き(9連休)、非常にゆっくり過ごさせていただいております。

 

 今はデジタル受注が大部分になったことで、ラボにおらずとも入荷数が見えてしまうのですが(見なければいいだけなのですが笑)、とんでもない数の受注が来ており・・・非常にありがたいことなのですが、休み明けの受注数としては創業以来の最高値をたたき出すことになりそうです。

 

 ただ、自分としては今回の休みはどこにも行かず、酒も一滴も飲まず誰とも会わず、ひたすら色々とゆっくりやりたかったことをしている次第です。

 

 一つは、実際にやるかどうかは別として「株式投資」の仕組みを知りたかったので、休み中に集中して勉強しました。

 

 自分自身株式会社を運営する人間として、どうしてもその仕組みを詳しく分かっておきたかったわけです。 最近は上場企業の決算書や四季報を読むのが少し楽しくなってきていたので、このタイミングで一気に勉強してみようと。

 

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 結果、もちろんまだ完全に理解はできてはいませんが、非常に楽しく知識をインプットすることができました。 

 

 これは株式投資をするしないに関係なく、世界情勢を知るいい機会になりますね。 この勉強は今後も続けていこうと思います。

 

 

 

 もう一つは、エンディングノートの編集です。

 

 エンディングノートとは、自分が死んだ時に残された人に読んでもらい、対応を速やかにしてもらえるようにするためのものであり、遺書とはまたちょっと意味合いが違います。

 

 一応念のため言っときますが、もちろん死ぬつもりなんぞ一切なく、しぶとく泥臭く生き抜いてやりますよ(笑)。

 

 ただ、最近身近で急に亡くなる方が何人かいたので、ちょっと思うことがありこの機会に整理しようと思いまして。

 

 残念ながら私が急にいなくなっても「悲しむ人」は少ないですが(笑)、「困る人」はそれなりにいるので、万が一のことがあった時に少しでも混乱しないようにしたいと思いまして。

 

 エンディングノートは以前作成していたのですが、それから少し時間も経って自身の考え方も変わった部分があるので、内容の編集が必要となったというわけです。

 

 余談ですが、物理学的には「100%」という確率は存在しないとされています。 どんなに確率が高そうなものでも低そうなことでも、100%はあり得ないというわけです。

 

 なので、たとえば私が今からジャニーズJr.に入る可能性も100%無いとは言えないわけです(いや・・でもジャニーズがなくなったし無理か・・ ⇦そこ笑?)。

 

 しかし・・・「人間はいつか死ぬ」という事実だけは今のところ歴史上に見ても100%であり、全ての人に死は避けられない運命です。

 

 あの鬼舞辻無惨でも(人間じゃないけど)、あの郭海皇(死んだふりだったけど 笑)でもいつかは死ぬんです。

 

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 あと、もう一つ言えるのは「自分がいつ死ぬのかは100%わからない」ということ。

 

 なので、(特に)誰かに対して責任のある立場の人は、どんな形でもいいのでエンディングノートを作成しておくに越したことはないと思う次第です(社会人で全く責任のない人なんていないと思う)。

 

 あと、最近のニュースで「墓じまいが増えてきた」と聞きました。 お墓というのは管理するのも大変なので、これを機に墓を処分するということですね。

 

 以前は「亡くなったら墓に入るもの」という固定観念がありましたが、今後はそうではなくなっていくのでしょう。

 

 実際に、今後は環境・費用・管理のことを鑑みて「樹木葬」や「海洋散骨」が主流になっていくと言われています。

 

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 まあ宗教上の何やかんやがあるとは思いますが、私自身は無宗教であり無神論者なので、個人的にも「自然に還る」という考え方はいいのではないかと思います。

 

 死後の世界などあるわけもなく、死んだらただただ「無」になるだけであり、それだけに生きている「今」が尊いと思う今日この頃です。

 


  

 さてこの時期は、毎年「戦争」というものに向き合うこととなります。 

 

 今年の8月15日には「戦後80年」の節目として、久しぶりに「火垂るの墓」が民放で放送されました。

 

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 年齢を重ねるごとに昔とは違う角度の視点で観ることができる作品で、何度観ても考えさせられることが多く、個人的には毎年8月15日には放送すべきだと思っております。

 

 以前から私は特攻隊の方々に興味があり、よく文献や資料を見ることがあります。 

 

 「特攻隊員にとって敵に突撃して死ぬことは名誉であり、彼らは笑顔で突っ込んでいった」と描かれることがありますが、果たして本当でしょうか?

 

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 もちろん、時代的に表向きはそのような顔を見せていたかもしれませんが、彼らも親兄弟や妻子がある「1人の人間」であり、絶対に喜んで死んでいったことなんてあるはずがないと思うんです。

 

 写真に映る晴れやかな表情は「演技と強がり」であり、外には明るくみせつつ内心では「恐怖・寂しさ・諦め・使命感」の入り混じった感情で、覚悟を抱えて飛び立った人が大多数ではなかったかと思うんです。

 

 実際に残された人達へ送った手紙には、そのような複雑な感情が見て取れます。

 

 残された親や恋人や子供に宛てて書かれた遺書 ⇩

 https://www.chichi.co.jp/web/20190812_kawatoko_takeshi/#

 

  ⇧

 どうでしょうか? これを読んで「喜んで笑顔で突撃した」と言えるでしょうか?

 

 

 

 多くの人は、特攻機というのは「普通の戦闘機が単に敵陣に突っ込んでいったもの」と思っていると思いますが、実は「特攻のために作られた特攻機」が存在するんです。

 

 

 これは1944年に作られた「桜花」という飛行機です。

 

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 名前である桜花には、「桜の花が散るように若者が潔く散る」ということを美化する意味合いがあると言われています。

 

 桜花は航空機のような持続飛行型のエンジンはないので自走できず、母機に抱えられる形で敵艦隊近くまで運ばれ、切り離されたら積んでいる固体ロケットに自ら点火し、そのまま敵陣に突っ込んでいくしかなかったわけです。

 

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 ⇩これは桜花を上からではなく「下」から見たところですが、普通の戦闘機にあるはずの何もかもが一切ない。 

 

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 要するに、言うなれば桜花は「人間が乗るロケット付き爆弾」であり、消耗品でもあるわけなので、自走するための車輪など必要なかったわけです。

 

 理由を知って下からの写真を見ると、もはや恐怖すら感じます。

 

 しかし悲しいことに、この桜花は命中率が非常に低く、兵器としての効果はほぼなかったという記録があります。

 

 『戦争末期の日本の苦境』を象徴するような兵器と言えます。

 

 桜花は母機に抱えられて出撃しますが、その母機自体が非常に遅く、米軍戦闘機にとっては簡単に撃ち落とすことができたので、母機とともに撃墜されることが非常に多かったみたいです。

 

 「投下する前に撃墜され、発射されたとしても操縦士は絶対に死亡する、人の命を使い捨てる愚かな武器」ということで、「バカ」という日本語を知っていたアメリカ兵達は、この桜花のことを『BAKA BOMB(バカ爆弾)』と呼んでいたと言われています。

 

 

 

 今年は戦後80年という節目の年ですが、人類の長い歴史からしたら80年なんて「誤差の範囲内」です。

 

 私も ”たった80年早く” 生まれていたら、砲弾飛び交う戦地で桜花に乗っていたかもしれないし、当時の搭乗員の方も ”たった80年遅く” 生まれていたら、平和な日本で夏休みを満喫していたかもしれないんです。

 

 このアニメは、松本零士先生の名作「音速雷撃隊」という作品です。 実際に桜花が母機から切り離されて敵陣に特攻する姿が描かれています。

 

 

 

 最後にアメリカ軍の司令官の「狂ってる、敵も味方もみんな狂ってる」という台詞が、戦争の全てを表現してると思うのです。

 

 

 

 私の祖父母は、火垂るの墓の清太と節子と同じく神戸で戦争を経験しました。

 

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  今、マクドナルドでランチを食べながらこの文章を書いておりますが、私が今呑気にハンバーガーを食べていられるのは、亡くならずに生き残ってくれた祖父母のおかげです。

 

 

 おじいちゃんおばあちゃん、ほんまにありがとう・・。

 

 

 戦争で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、今後あのような過ちを二度と起こさぬよう心から願う次第であります。

 

 

 今回は全体的にちょっと厳かな暗い文章になったので・・・、最後に火垂るの墓の作者である野坂昭如先生の強烈な右フック映像で締めたいと思います。

 

 

 まさかこのおっさんかあの名作を産んだとは・・・・(笑)。

 

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