ACTIVITY / 活動報告
こんにちは、諦めかけた頃に村田です。 最近はおかげさまで忙しく、あまり会社にいない事が多かったです。 会社としても新しい試みとして、先日新部署を立ち上げました。 新たな部署は「人事」と「デザイン」です。
「人事」に関しては、ある人と出会い、人事の重要性を深く感じて導入に至りました。 社内の問題の大半をしめるのが「人」の問題だと痛感しております。 歯を作るのは、我々はプロフェッショナルなので、実はそこまで問題はないんです。 しかし、「人」のトラブルはなかなか難しく、人事のプロフェッショナルに相談しながら(社内にも担当者を配属しています)、うまく進めていこうと思っております。
まだ始まったばかりなのでどういう流れになるかはわかりませんが、かなり有用であると確信しております。
「デザイン」に関しては、シドニーのラボに見学に行った時にヒントを頂きました。 そのラボにはデザイン専門のチームがあったので、「やる事あるんですか??」と尋ねたら、「めちゃくちゃある」という答えが返ってきました。
そこで弊社でも、フォトショップやイラストレーター等を扱えるパソコンに強い人間に来てもらい、社内外の資料作成をしてもらう事にしました。 まあ、私がやればいいのかもしれませんが、パソコンに強いか否かの前に、私は絶望的にデザインのセンスがないんです・・・(笑)。 モチーフがあって、それをパクるのは得意なんですが(笑)。
ただ、来てもらったはいいが、やる事があまりなかったらどうしよう・・・と思っていたのですが、その心配は杞憂でした。 やらなければいけない事を、忙しさにかまけてほったらかしにしていたという事が良くわかりました。 色々考えると、やるべき事は山のようにあります。 弊社で一番忙しい部署になる予感。 これは歯科技工士が片手間にできる仕事ではありません。
例えば、今回から始まった月報作成なんかもその一部です。※クリックで拡大
ちょっと固い雰囲気なんで、今後は我々らしく、くだけた感じにしようと思っています(笑)。
我々歯科技工士の仕事は、宅急便とは切っても切り離せない関係にあります。 どうしても締め切りに追われる事が多い仕事なので、技工士は宅配の「裏技」には結構詳しいのではないでしょうか(笑)? 以前にも記事で宅配便にまつわる話を書きましたが、同業者と飲んでるとこんな感じのおもしろ話が結構あります。 以前の記事
さて、宅配便といえば、このキャラを想像する方も多いのではないでしょうか?
佐川急便で使われていた「飛脚」のマークです(現在は違う)。 以前、ダウンタウンのまっちゃんがラジオで飛脚について語ってたんですが、その話がかなり面白かったんで興味があり、今回ちょっと「飛脚」について調べて見ました。
しかし、飛脚だけでこれだけ話を膨らませられるのがすごい(笑)。
調べると飛脚は江戸時代に実際に存在した職業ですが、当時車も新幹線も、もちろん飛行機もない時代に、大阪〜東京間をなんと3日で運んだらしいです!!
そのスピードを割り出してみると、時速12キロになるという事です。 マラソンのトップランナーで時速20キロと言われていますので、その3分の2程度の速さという事になります。 しかし舗装された道を走るマラソンと違い、当時は砂のデコボコ道で、しかもワラジのようなものを履いて走ったと考えると驚異的です!!
もちろん一人ではなく、上のラジオで言ってるように「駅伝」方式で走ったということです。 一人当たりは10キロくらいだったみたいです。
これが実際の飛脚らしいですが、なんで裸やねん(笑)。 まあ、それ以外にもツッコミどころは満載(笑)。
なぜこんな持ちにくい感じで運ぶかというと、当時飛脚に依頼するのは相当大事なものだったみたいですが、そんな大切なものを手でつかんで運ぶ事はできないという観点から、こんな事になったみたいです。
そこまでして運んでほしいものがあるという事で、気になる送料ですが、現在の貨幣価値からすると数十万円したらしいです。 大阪〜東京間を2日で運ぶお急ぎ便は、なんと140万円もしたらしいです。
現在は夜に預ければ、次の日の朝には東京まで数百円で届けてくださいます。 物流の発展には頭が下がる思いです。
ここで一つの疑問が・・・。 「江戸時代なら馬使わんのか??」と思ってしまうんですが、昔の日本の馬は、どうも我々が抱いている馬のイメージとはかけ離れていたみたいです。
↓これが一般的な江戸時代の馬のイメージ。
しかし、これは近代になってから西洋から来た「サラブレッド」という種類で、昔の日本にはサラブレッドはいませんでした。 日本在来馬は、ポニーくらいの大きさしかなかったと言われています。 しかも乗っても歩くことしかしなかったみたいで、重い荷物を運ぶ時とかに主に使ったらしいです。
なので、時代劇の戦のように、馬に乗って華麗に日本刀で斬りつけるみたいな光景は、実際には無かったらしいです。
しかも「刀」というものは、一度人を斬ってしまうと刃こぼれを起こしてしまい、すぐに斬れなくなるものらしいです。 「キングダム」で馬の上から、敵を豆腐のように斬っていくシーンがありますが、もちろん実際に硬い鎧が切れるわけがありません(笑)。
では実際にはどう戦っていたかというと、刃の裏側の部分で、鉄パイプで殴るような感じで攻撃していたらしいです。 そして、敵が倒れたところを刀で「突き刺す」という使い方をしていたとの事です。
戦国時代の戦は、タイムマシーンがあれば見てみたい過去の一つですが、実際にはかなり「グダグダ」だったのかもしれません(笑)。