ACTIVITY / 活動報告
Guten Tag!村田です。
さあ、世界的な株の暴落が始まりましたね〜〜!! 株式投資してる方々は気が気ではないのではないでしょうか?
まあ投資というものはリスクと表裏一体なわけで、こんな局面は覚悟しとかないといけないということですね。
ここで重要なのは「握力」。 ビビって「狼狽売り」なんぞしないように、花山薫ばりの握力で自身の資産を手放さないようにしましょう!!
爆ぜとるがな(笑)。
さて4月を迎え、弊社は新しい年度が始まりました。 弊社は3月末の決算なので、経営者としては3月と4月は全く違う気持ちになります(具体的には、4月になったら一気に財布の紐を締めてケチになります 笑)。
弊社もこの春からたくさんの新しい仲間を迎える事になりました。 やはり新しい風が吹くのは組織にとっていい効果もたくさんあり、非常にフレッシュな空気感が漂っております(笑)。
この写真は、弊社の仲間になった新卒生の4月1日の後ろ姿です。
「初めての社会人の1日目」という日は、人生の中でたった1日この日しかないのでなかなか貴重な一枚ではないでしょうか(笑)。
これから長い長い社会人生活を歩む中で、それはそれは色んなことがあると思うのですが、是非とも初心だけは忘れないようにして欲しいものです。
自分自身さまざまな経験を重ねる中で「うまくいかない時」「調子が悪い時」が山のようにありましたが、思い返すと初心を忘れている時が多かったように感じます。
人間って弱いもので、すぐに調子乗ってしまうんですよね・・(笑)。 「変わってはいけないもの」を大切にしていきたいものですね。
1年後、大きくなった彼らの背中を見れることを心から願っております!!
QDT4月号の「NEXT GENERATION」というコーナーにて、弊社の石崎の作品を掲載して頂きました!!
この NEXT GENERATION はQDT誌の中でも「若手の登竜門」的な役割を担うコーナーで、これに掲載されることを目標に頑張る若手がたくさんいます。
もちろん私もかつてはその一人で、開業と同時に応募して掲載が決まった時は『冒険王に掲載が決定した時の足塚茂道』の気持ちになったのは言うまでもありません。
しかし「まんが道」は名作やったなあ・・・。 テラさんナイスガイやったなあ・・・。 久々に読みたくなってきた。 今度漫画喫茶に行って一気読みしよかな(笑)。
ちなみに当時の私の NEXT GENERATION。 若いっっ(笑)!!
なお、今回の掲載は私がQDTに紹介した訳ではなく、正規のルートで応募して掲載が決定しました。
若い技工士さん達は、是非ともこれに掲載されることをモチベーションに臨床に励まれることをお勧めします。 やはり何かを目標に仕事をするのは成長曲線が違ってくると思います。
何よりも「仕事が雑誌に掲載される」というのは親御さんが喜んでくれると思うんです。 個人的にこれは素晴らしい親孝行にもなると思うんです。
さて今回のケースは、抜歯した小臼歯を中切歯部に移植し、それを支台歯形成して補綴処置した症例となります。
やはり小臼歯と中切歯だと全く根形態が違うので、今回は「マージンラインの深さ」「縁下形態のカウンツァー」を十分に担当歯科医師と話し合い煮詰めながら進めていきました。
担当技工士の技術ももちろんですが、今回は歯科医師の技術力の高さも相まって実現できた症例だと思います。
今回掲載を担当して下さいましたクインテッセンス出版の渡辺様、治療を担当して下さいました古川尊寛先生(ふるかわ歯科・大阪)、本当にありがとうございました!
前回の活動報告で告知した通り、先日ドイツはケルンで開催された世界最大のデンタルショーに行って参りました。
いきなり調子乗ったこと言いますが(笑)、今回IDSに参加した数多くの人達の中で、私は10本の指に入るほど真面目に参加した自信があります(笑)!!
今回は4日半かけて、全てのブースを一つ残らずくまなく回りました。 全部回ろうと思ったらダラダラ歩いてたら絶対無理なのは分かってたので、誰ともつるまずひたすら一人で孤独な闘いをしましたよ(笑)。
ただおかげさまで自由に動き回ることができ、かなり情報を集めることができました。
今回得てきた「歯科に関する情報」をここで共有したいのですが、「とある場所」で詳しくIDSについて共有する機会を頂きましたので、今回はそちらに共有場所を譲ることにします。
また詳しい内容が決まりましたら、こちらでお知らせいたします。
さて今回は自分としては4度目の渡独となります。 いつも日本食の禁断症状が出るので、それの予防のために大量のカップ麺を(笑)!!
事実、今回これにめちゃくちゃ助けられました。 いや〜〜〜・・・どこで食べてもどん兵衛の旨いこと旨いこと・・・。 日清さんには足向けて寝られんな。
今回はデュッセルドルフという街に宿泊しました。 この街は日本人の駐在さんたちが多いらしく、日本食レストランや日本食スーパーなんかも結構ありました。
デュッセルドルフは会場のあるケルンに行くには電車で30分くらいかかるので、毎日電車に乗っていました。
ドイツ人って日本人に気質が似ている部分が多いので、電車の時間なんかもきっちりしてると思うかもしれませんが・・・電車めちゃくちゃ遅れます。
日本の路線バスくらいのイメージだと思ってもらえれば。 これは意外なんですよね・・。
で、IDSに参加する人はIDSのチケットがあれば市内は電車が乗り放題になるので、その日も普通に電車に乗ってたんです。
社内で駅員さんに「チケット見せろ」と言われたので見せたら、「それローカル電車のやつやんけ!これ特急やから乗ったらあかん!」と怒られたんです。
やばいと思って、得意の「伊賀忍法・アホのふり」をしておどけて見せたんですが、全然笑ってくれない(ドイツ人って笑わんよね・・)。
それどころかパスポート取り上げられて書類を作成され、「この罰金を駅で払え」とスゴまれました。
罰金60ユーロ(約1万円)・・・。。 自分たちは平気で時間遅れるのに、ちょっと間違ったくらい許してくれても・・・。。
踏み倒しても大丈夫かなあと思ったんですが、またIDSには来たいし、以前アメリカに入国拒否されたトラウマが蘇ってきたのですぐに支払いましたが(弱っ笑)。
私自身は海外にそれなりに慣れていて、時差ボケ対策もしっかりできてると思ったのですが、今回は全然うまくいきませんでした(笑)。
ドイツの深夜1時に日本のラボの就業が開始し、ドイツの朝10時に仕事が終わるサイクルとなり、ほぼ真逆の時間帯になってしまうわけです。
私はラボ内の全ての仕事のデザインチェックを自身で行なっているので(今はワックスアップを全くせず全てデジタルデザインにしている)、ラボからチェック要請があればすぐに起きて作業を行なっていたので連続して眠れない(笑)。
やっぱり細切れの睡眠は良くないみたい。
ちなみに飛行機の機内でも一応ネットは繋がるので、機内でチェックをすることもできたのでよかったです。 空の上でも形態のチェックができる時代。 これはデジタルの恩恵ですね。
IDSでは1日10キロ以上歩いていたので、正直だいぶ疲れましたね(笑)。
今回は3週間前からジムでは筋トレを控え、毎日1時間〜2時間ウォーキングをして「歩ける足」をひたすら作って臨みました。 旅行気分で参加してる輩とは意気込みが違うということを分かっていただけましたでしょうか(笑)。
それでも1日の終盤戦には足が痛くなって大変でした。
さらに今回は足に「痛風発作の恐れ」という爆弾を仕込んでの闘い。 さらにさらにドイルはビール大国(笑)。
ドイツではおかわりをせずとも、グラスが空になったら勝手に新しいビールに交換されるんです(わんこそばよろしく)。
途中で知ったんですが、「もうおかわりはいらない」というのは、グラスの上にコースターを置いて知らせるとのことです。
えらいもんで、ビールをガバガバ飲んでたら左の足首がジンジンしだすんです・・・。 経験者だけがわかる痛風の前兆・・・!!!
怖い・・・・!!
まあなんとか発作は出ずにドイツ生活は終えることができました。
今回はブースを回っている間、常にインスタのストーリーズにリアルタイムでアップして情報を伝えてきました。
こだわった点は「経験の少ない若い技工士でも理解できるように、カッコつけずシンプルに情報を伝える」というところです。
結構SNSにIDSの投稿をする人も多いですが、個人的に「何を伝えたいのかわからない」「海外を自慢してるだけ」「人物や風景の写真はいらんから情報くれよ」と思うものが今まで多かったので(笑)、できるだけそうならないように努めました。
結果、めちゃくちゃ評判良かったです(自画自賛 笑)。
面識のない方々からも、本当にびっくりするくらいたくさんDMを頂きました。
「IDSに行きたくても行けなかったけど、少し行った気分になった」「すごく興味が出てきたので、2年後は頑張って行けるようにしたい」など、本当に嬉しいメッセージをたくさん頂きました。
これらのストーリーズはインスタのハイライトに保存してあるので、良かったら見てください!
というわけで無事日本に戻ってきたのですが、いつも思うのですがやっぱり日本はええ国・・・・!!!
サービスはしっかりしてるし、店員さんは丁寧だし、飯は旨いし、街は綺麗だし、電車は秒単位でちゃんとくるし・・・!!!!
海外に行くたびに日本の素晴らしさを再認識します。 とかく日本の人たちは自分の国のことを卑下しがちですが、もっと誇りを持っていいのでは??
あ、そう言えば今回ものすごいカルチャーショックを受けたことがありました。
まだこの歳になっても、ここまでのカルチャーショックを受けるとは思いませんでした・・!!
やっぱり世界は広いなあ・・・。 これだから海外に行くのは楽しくてやめれない。
内容に関してはここで書くようなことでもないので、実際にお会いした方にお話しするとします(笑)。
今回IDSブースを回るのに歩いた総距離 54km
訪問した企業数 2,330社
徴収された罰金 60ユーロ
痛風に怯えて震えた夜 5夜
受けたカルチャーショック 無限大
ちなみに54キロは、東京駅からつくば(茨城県)、大阪駅から草津(滋賀県)の距離ににあたります。
伊能忠敬先生の偉大さがわかりました。 次はもっと足をちゃんと作って臨みます!