既成の人工歯＆ハイブリットガムで完成させました。コストを抑えた上に審美的な仕上がりを実現できました。

カスタムアバットメントの上に中間構造体を作製後、メンテナンスを考慮して単冠のメタルボンド＋ハイブリットガムにて完成させました。

多数歯の場合はもちろん、単冠症例でも必ずミリングマシーンを使用しています。ミリングをすることによってフリーハンドでは困難な平衡性とリテンションを得ることができます。軸面はご要望によってサンドブラスト処理することもあります。

AGCガルバノシステムを使用した、メンテナンスに優れた補綴システムです。セメントを使用せず、外す時はリムーバーで外すことができますので、他のシステムのような撤去時のストレスが軽減されます。

プロビジョナルで十分形態や咬合を煮詰めることで、調整のない最終補綴物作製が可能となります。

このような全顎的な補綴装置は、一つ一つの行程を確実に行うことが重要です。

スターゲイトシステムにてフルブリッジ作製。このようなケースだと、インプラント印象の精密さが命なので、右下のようなメタルフレームにて精度を確保します。

歯肉部はステインで仕上げています。非常にシンプルかつ審美的な歯肉再現が可能となりました。